大好きなバイク/憧れのバイクを購入(=増車)することで、自己満足度はかなり高まるものだ。仮にバイクを格納するガレージを所有しているのであれば、大切な愛車を眺め、他人に“魅せる”こともできる「バイクリフター」の存在は、かなり大きなものとなるはず。特にサンデーメカニックには必需品だ!
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バイクリフターデビューに最適
「メンテナンスは見栄えではなく、仕上がり内容が大切!」とは以前にも記したとおりで、それ以上でも以下でもない。しかし、バイクショップであればお客さんに“魅せるメンテナンス”は必要不可欠だろう。一方、サンデーメカニックが「バイクリフター」を使えば、普段は気が付かないような部分にも目配りできるようになるので、おすすめしたいところだ。
―― 【MOTO-JOY HYDRAULIC-ELECTRIC BIKE LIFT】●テーブルサイズ:2200mm×680mm ●昇降能力:190~1000mm ●耐荷重:500Kg ●本体重量:220kg ●安全装置:4段階ロック(580/710/820/930mm) ●価格 31万9000円
サンデーメカニックの間では、メンテナンスリフターと呼ばれる機会が多いが、必ずしもメンテナンスに限ったものではなく、ガレージらしさとディスプレイのカッコ良さを両立できるのも、バイクリフターの存在意義のひとつと言えるだろう。
個人ガレージを所有するようになって、気が付けば30年近くになるが、これまでに3台のメンテナンスリフターを導入している。新しい商品の方が良いに決まっているが、ここに紹介するモトジョイが取り扱うバイクリフターは、そのどれよりも魅力的な商品だ。
特に、一般的な家庭用の電源=AC100Vに対応している点がすばらしい。
この手のガレージ装備は、自分自身の使い勝手やアイデアを具現化することで、満足度はさらに高まるものだが、そんな考えを踏まえつつ、ぜひともバイクリフターオーナーとしてデビューしてほしい!
―― 【最低地上高190mm→最上段へ上昇1000mm】フロア面に多少の凸凹があっても、フレームを支える座がレベリング式になっているので、水平やガタツキがなくバイクをリフトアップ可能。バイク磨きにも最適だ。
―― 足踏み式の昇降フットスイッチを採用する。独立型スイッチなので、踏み間違えることはまずない。車体に対して左右どちらからでもスイッチを踏める独立スイッチの装備は、本当にありがたい。
―― バランスウエイト式を採用し、目視できる位置にあるオートマチックストッパーがいい仕事をしてくれる。上昇中のバイクは物理的に落下しない。下降時にはわずかに上げてからストッパーを解除。
―― バイクを押し上げた時に前輪が進み過ぎて天板から落ちないよう、ガードレールのようなタイヤストッパーを標準装備。前輪クランプ式のタイヤストッパーよりも使いやすい。
―― テーブルを最下降させたときにテーブルを安定させるストッパーが、6カ所に取り付けられている。このストッパーがあるため、最下降時テーブルが揺れることはない。
―― 縞鋼板のようなデザインの天板カバーは、耐ガソリン性に優れた樹脂フロア。ゴムシートのように柔らかいものではなく、日常の使い勝手は良好だ。
―― フレーム躯体をフロアにしっかり水平に置くことができる6か所のレベル座がある。バイクを載せる際に使う傾斜板も、幅が広くセットしやすくて良い。
―― アメリカンバイクのように、サイドスタンドが車体から大きく左へ張り出したモデルには必須の、受けプレートはオプション。●サイドスタンドプレート:1 万7600円
―― リフトアップ車両のリヤホイールを取り外すときにフロアが邪魔になるモデルもあるが、そんなときにチルト式テーブルがあると大変便利だ。作業スピードアップ確実。
―― AC100Vで油圧ポンプを駆動、その油圧をコントロールして油圧シリンダーへ送り込み、テーブルを昇降させる電動ハイドロ式。エアーシリンダーのような急激な動きがなく、安定作動が特徴だ。
―― カワサキゼファー750をリフターに載せて、最上段へアップした際の雰囲気。身長180cmの本誌たぐちの目線がシリンダーぐらいの高さになる。通常メンテナンスはもちろん、エンジン下やスイングアーム下の磨き込みも楽々。
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