F1のタイヤサプライヤーであるピレリは、今年のF1カタールGPのプラクティスで使用したタイヤの初期分析を行なった結果、昨年起きたような問題が繰り返される可能性はないという。
昨年のカタールGPでは、ロングランで使用されたタイヤにダメージが見つかった。高速レイアウトのこのコースでは大きなトラブルにつながる可能性があるとして、安全上のリスクを最小限に抑えるために、タイヤの使用を1スティント最大18周までに制限することになった。
■角田裕毅はレッドブルに昇格する準備が出来ている……現所属チームRBのローレン・メキーズ代表太鼓判「誰も予想できなかったような進歩を遂げた」
これにより、レースは少なくとも3ストップする必要が生じ、各車がタイヤマネジメントをすることなく全力プッシュ。酷暑の厳しいコンディションの中で、体調を崩すドライバーも続出した。
ピレリは通常、練習走行後に無作為に選んだ3、4セットのタイヤを検査し、サイドウォールの一部とトレッドを切り取って、昨年ここで検出されたような微細な剥離をチェックしている。
今回のカタールでの唯一のプラクティス・セッションの後、ピレリはそのチェック範囲を2倍の8セットに広げた。今年は「ピラミッド型」の縁石の上部を丸くするために施された変更と、気温が大幅に下がったことで、タイヤへのストレスが軽減されたとピレリは考えているようだ。
ピレリのチーフエンジニアであるシモーネ・ベッラは、次のように語った。
「昨年起きたことを踏まえ、我々はFP1で使われたタイヤをいくつかチェックした」
「現時点では、昨年と同じようなことは起きていない。F1とFIAのサポートを受けて行なったすべての改良が影響しているようだ。本当にハッピーだ」
「我々はタイヤの新しいCADジオメトリーを縁石の上でシミュレーションしてみたが、その結果は現在サーキットで経験しているものと一致していた」
しかし今回のカタールGPは、スプリントフォーマットでの開催。時間的な制約もあり、19周で行なわれるスプリントレースがタイヤにとって最大のテストとなるだろう。
メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは金曜日に、「ピレリがサーキットと協力して縁石を修正し、シミュレーションを行なったことで、昨年のように突然スティントの長さが規定されるような事態が起こらないことを願っている」と語った。
「そのための最初の良いデータはスプリントレースで得られるだろう」
ピレリは昨年はこの段階ですでに問題がある兆候が見えていたため、現段階でそうした兆候がないことに勇気づけられているようだ。
「言うまでもなく、結果はスプリント後に分かるだろう。より長い距離を走り、プッシュし、バトルをする。そこでより代表的なデータが得られる」
「明日には明確な答えが出るだろうが、昨年はこの段階ですでにタイヤに問題がある可能性が示唆されていたので、現時点では非常にポジティブだ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ハイブリッドのRally1カーが見納め! 着実に根付いてきているラリージャパンを総括!!
それ、いいすぎ。ルクレール、フェルスタッペンの「マクラーレンに乗ればもっと早くタイトル決められた」との主張は盛り過ぎと指摘
ノリスがスプリント予選を制圧! ラッセルが2番手。角田裕毅SQ1敗退の一方僚友ローソン10番手|F1カタールGP
角田裕毅、レッドブル昇格に向けては“結果で黙らせる”意気込み。新人が対立候補に挙がるも「我々にはユウキが必要、と思わせるしかない」
F1カタールFP1速報|フェラーリのルクレールが最速。マクラーレン2台が続く……角田裕毅5番手と好調
「女房が『オイル交換? 勿体無いから壊れてからでいい』と発言。思わずカッとなりましたが、どうしたらいいですか?」投稿に回答殺到!?「金かかるって説明すべき」「黙ってやっとけ」の声も…実際どうなのか
【衝撃】営利90%減に陥った日産不振の訳は「日本軽視説」? 本当の理由と打開策とは
給油機マークの通称「貧乏ランプ」! 点灯してからどのぐらいまで走れる?
これを5ナンバーサイズで実現って凄くないか? 「マツダ・ペルソナ」のインテリアは感動必至!!
ホンダが「新型プレリュード」まもなく発売へ 22年ぶりに復活する流麗「2ドアクーペ」は“旧型デザイン”も採用! 新時代の「スペシャリティモデル」特徴は?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?