■「ハコスカ」の愛称で親しまれる、3代目スカイライン
日産「スカイライン」は、同社を代表するモデルです。とくに、高性能仕様となる「スカイラインGT-R」は国内外で高い人気を誇っています。
そのなかでも、3代目スカイライン(ハコスカ)のGT-Rは日本の中古車市場で価格高騰が著しい状態ですが、海外でも販売されている物件がみつかりました。
【画像】もはやスーパーカー級!2000万円超えのハコスカGT-Rを見る(30枚)
スカイラインシリーズは、後にプリンス自動車となる富士精密工業が当時の小型乗用車規格に準じた、1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載した4ドアセダンのプリンス「スカイライン」を1957年に発売したことから始まります。
その後、前述のハコスカから初代スカイラインGT-Rが設定されたことで日産のモータスポーツ活動をけん引する存在となっていきました。
2021年現在、スカイラインは13代目となっており、初代の発売から60年以上の年月を数えるロングセラーモデルです。
また、GT-Rとしては1999年から2002年まで発売されたスカイラインGT-R(BNR34型)を最後に、一旦幕を下ろしました。
しかし、2007年に「GT-R(R35型)」としてスカイラインから独立する形で現在も世界中のモータスポーツで活躍するほか、歴代モデルを通して世界中のファンから愛されています。
しかし、歴代のスカイラインシリーズのなかでもR34型までは、基本的に日本国内に向けて生産されていたため、海外で販売されている例は少なく、わずかな台数が海外オークションなどで取引されているに留まります。
そのなかでも歴代スカイラインGT-Rはすべて高値で取引される状況で、前述のハコスカGT-Rは比較的現存数が多いことから、クラシックスポーツカーとして国内外から高い人気を誇っています。
現在ではハコスカの愛称で親しまれていますが、発売当初からそう呼ばれていたのではありません。
実は、日産は3代目スカイラインの発売当初、誰もが親しめるように「愛のスカイライン」というキャッチコピーを掲げており、当時は「愛スカ」という愛称で呼ぶ人も多くいました。
しかし、1974年に4代目スカイライン「ケンメリ/ヨンメリ」が登場した際、区別をするため、箱の様な見た目から、呼びやすく、分かりやすい「ハコスカ」と名付けられたといわれています。
呼び名を変えることで、多くの人が、より身近にクルマを感じることができるようになり、スカイラインシリーズでは、その後も親しみを込めて愛称をつける文化が生まれました。
■もはやスーパーカー級!2000万円超えのハコスカGT-Rとは
そんなハコスカGT-Rの当時の新車価格は約150万円(4ドア仕様)でしたが、現在の中古車相場では2000万円以上がほとんどで、状態の良い個体であれば3000万円を超える場合もあります。
今回発見されたハコスカGT-Rは、イギリスからの出品で、1970年に製造されたものです。
基本的にハコスカは海外仕様が製造されていないため、過去に日本から輸出されたものだといえます。
走行距離はメーター読みで8万kmを超えており、コレクターによって厳重に保管されていたというよりは、ある程度日常的に使用されていたと考えられます。
さらに、コンディションには「Ready to drive」とあり、現在でも実走行が可能であることが示されています。
スカイラインシリーズなどの有名モデルの中古車市場の平均価格は上昇しつつあります。
これらのクラシックカーは、基本的には再び生産されることはないため、今後さらに中古車市場価格が高騰することが予想されます。
※ ※ ※
1957年の発売以降、現在でも愛され続けるスカイラインシリーズ。
なかでも高性能でスポーティーなGT-Rは、もっとも人気の高いモデルのひとつです。
スカイラインシリーズは、世界中にファンいるにもかかわらず、国外に向けての生産がほとんどされていないため、希少車を求める海外コレクターからの視線が集まっています。そのため、当面の間このバブル状態は続くと考えられます。
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みんなのコメント
モータースポーツや走り好きに普通に使われたのはサビ腐食が凄まじく、最低500万
のレストア代が掛かっているのが大半。
整備し易く比較部品供給も良いL6エンジンに換装しているのもあり、ピンキリ。
34GT-Rは数万台売れていて中古価格で3000万やらボロでも1000万を超えておりただ単に便乗値上げで高すぎるとしか言いようがない。