1月24日、MotoGPに参戦するVR46チームは2024年シーズンの体制発表会を実施。新加入のファビオ・ディ・ジャンアントニオは、スター選手となることが自分の目標だと語っている。
VR46は当初、2024年シーズンもルカ・マリーニとマルコ・ベッツェッキのラインナップで戦う予定だった。しかし昨年10月にマルク・マルケスがホンダ離脱とグレシーニ加入を決めたことで、状況は大きく変わった。
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マリーニがレプソル・ホンダへの加入を決め、VR46はマリーニ後任探しに急遽着手しなくてはならなかったが、昨年の第19戦カタールGPで優勝する実績を挙げながらもマルケス加入によってグレシーニのシートを失ったディ・ジャンアントニオがVR46入りすることとなった。
シート喪失危機の時期に大きくパフォーマンスを開花させたディ・ジャンアントニオには、2024年に向けて注目が集まっている。ドゥカティ陣営に加入したマルケスと同じ2023年型のマシンを使うことで、シートを奪った者と奪われた者の対比という点も要素としてあるだろう。
ただディ・ジャンアントニオは、あくまでもモチベーションの源はマルケスとの対峙ではないと語っている。
「僕のモチベーションは自分の結果を確認することにある。僕はMotoGPで“星”が付けられる存在じゃないからね」
「だから、僕の一番のモチベーションは、自分の名前に“星”をつけることだ」
「史上最高の存在になることが目標だし、それが最高のモチベーションになると思う。そこにはマルクも、他の誰も関係ない。このモチベーションがベストなんだ」
またディ・ジャンアントニオは今回、VR46アカデミーの外からチームに加入することになった。しかし彼はバレンティーノ・ロッシというレジェンドの下で戦えることが、助けになるだろうと語った。
ディ・ジャンアントニオはVR46に加わることについて尋ねられると「ああ、これまでとは間違いなく異なるだろう」と語った。
「ただ、ここ10年間を見れば分かるように(VR46が)スーパーチームだというのは分かっていたことだ」
「彼らは素晴らしい成功を収めてきた。僕が加わったときに思ったのは、スーパーチームだというのは分かっていたから、あまり驚きはなかったなということだった」
「バレンシア(テスト)ではいい形でスタートできたし、スタッフとの最初の交流も素晴らしかった」
「正直に言っておくと、この冬は極めて普通だったよ。僕の側では大きな変化はなかった。1年を通じてなら、(VR46の私設コース)ランチでのVR46メンバーとのトレーニングをより頻繁にできるから、少し違ってくるとは思うけどね。僕にとっても改善するための大きなチャンスになるだろう」
「そしてバレンティーノを僕のボスとして迎えられるのは、自分にとってすごく助けになるだろう。アドバイスをくれる史上最高の存在がそばにいるんだ。だからそれが主な違いだね」
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