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より多くの人へ寄り添う「市民の」クルマに! ホンダ新型シビックを発売

掲載 更新 25
より多くの人へ寄り添う「市民の」クルマに! ホンダ新型シビックを発売

「乗る人すべてが爽快になること」を目指した11代目

 ホンダが約50年にわたって作り続けている看板車種「シビック」が11代目の新型となり、9月3日(金)に販売されることとなった。

このご時世に「MT」が選べる偉大さ! 11代目シビックは上質さが大幅進化

 今回のシビックは、歴代シビックの価値である広いガラスエリアとゆとりある室内を目指して、開発されている。そのため、開放的な空間と気持ちのよい視界を実現。また、ホイールベースを延長し前後席の距離を35mm拡大し、後席の居住性がさらに向上している。

 荷室容量は先代よりも拡大し、クラストップレベルとなる452リットルの大容量を実現。運転の楽しさと地使い勝手を両立したモデルとなっている。

 エクステリアは、広く運転しやすい室内空間を持ったキャビンを追求しながら、流麗なプロポーションとなるようにデザインされている。サイドは、フロントフードからリヤエンドまで水平基調を低く一気に繋げることで、低重心で伸びやかなクーペ感をさらに強調。力強さと軽快さをバランスよくまとめたデザインとなっている。

 インテリアでは、シンプルで直感的に操作できる使いやすい場所へボタン類を配置。また、触感にもこだわったパーツなども取り入れ、移動中も楽しい空間になるように配慮されている。

 エンジンは先代と同じく1.5リッター直4エンジンだが、制御などを変更しよりダイレクトで楽しいエンジンフィールを実現している。トランスミッションには、CVTに加え6速MTを設定。CVTは進化したエンジンを生かした制御により、加速フィールとエンジンサウンドが一体となった心地と楽しさを実現。6速MTは、シフトレバーのショートストローク化と高剛性化により、スポーティーかつダイレクト感のあるシフトフィールを目指して開発されている。

 また、EXグレードには10.2インチのフルグラフィックメーターを採用し、メーターの左半分にオーディオなどのインフォテインメントの情報を、右半分にはHonda SENSINGやナビなどの運転支援情報等をそれぞれ表示ができる。ステアリングスイッチの位置と同様の左右配置となっており、直感的に操作できるようになっている。

 最新の車載通信モジュール「Honda CONNECT」搭載

 トピックとして今回のシビックでは、グレードに関係なく新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を全タイプに標準装備としているのも見逃せない。

 もちろん、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」も全タイプに標準装備される。広い範囲と高い精度で対象物を検知するフロントワイドビューカメラや、ガラスや外壁など非金属も高い精度で検知する前後ソナーセンサーを採用。

 シビックとして初めてトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)も採用。0km/h~約65km/hの速度域でも、先行車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストする。

ホンダセンシングは以下の内容が設定される。(一部CVT車のみ採用)

  1)トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能) 2)衝突軽減ブレーキ<CMBS> 3)誤発進抑制機能 4)後方誤発進抑制機能 5)近距離衝突軽減ブレーキ 6)歩行者事故低減ステアリング 7)路外逸脱抑制機能 8)渋滞追従機能付 アダプティブクルーズコントロール<ACC> 9)車線維持支援システム<LKAS> 10)先行車発進お知らせ機能 11)標識認識機能 12)アダプティブドライビングビーム(Honda初) 13)オートハイビーム

 なお、EXグレードにはアダプティブドライビングビームをHondaとして初採用しているのもポイント。ハイビーム照射中に、先行車や対向車を検知すると、周辺状況に応じて照射範囲を自動でコントロール。前方車両や歩行者へも眩しさを与えないよう配慮しながら視認性を確保するものだ。

 もうひとつのポイントとして、EXグレードには専用オーディオをBOSE(ボーズ)社と共同開発。ボーズ独自のサラウンドアップミックス技術「Centerpoint(センターポイント)」を採用し、サブウーファーを含む12個のスピーカーを搭載し、コンサートホールのような車内空間も再現できる。

 価格は、LXグレードが319万円、EXグレードは353万9800円となっており、MTもCVTも価格は同じだ。より「市民の」に寄り添う形となったホンダの11代目新型シビック。注目の1台となるのは間違いない。

 ちなみに、2022年にe:HEVを搭載した「シビックハイブリッド」と大注目の「シビックタイプR」が出ることをホンダから正式にアナウンス済み。こちらも続報を期待したいところだ。

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みんなのコメント

25件
  • > より多くの人へ寄り添う!
    > 「市民の」クルマに!

    そんなこと、メーカーサイドは一言も言っていない。
    勝手な情緒的・感傷的な記事タイトルでの誉め殺し〜煽りはやめるべき
  • 先代もそうだったけどこの車の存在意義は1.5LVTECターボと6速MTの組み合わせが選べる事に尽きる。
    使用燃料はハイオクだし最小回転半径も5.7mもあるから、多くの人に選ばれるような車じゃないと思うよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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