栃木県は自動車産業にとって欠かすことのできない地域
民間の調査会社による「地域ブランド調査」の最新・都道府県別ランキングにおいて栃木県が最下位に転落してしまったというニュースが話題となりました。調査を行ったブランド総合研究所の知的レベル(?)はともかく、県知事はじめ多くの県民が落胆…という報道もありました。そしてその思いは、多くの自動車ファンにとっても同様かもしれません。
なにしろ、栃木県というのは日本の自動車産業にとって欠かすことのできない地域という印象が強いのです。
たとえば栃木県芳賀郡にあるサーキット「ツインリンクもてぎ」を訪れたことがあるモータースポーツファンは少なくないでしょう。ミニサーキットとしては宇都宮市内に「日光サーキット」や「ヒーローしのいサーキット」といった著名なコースもあります。
ホンダの研究所やF1拠点、日産最大級の工場も存在
さらに言えば、自動車メーカーの拠点も複数存在しているわけで、栃木といえば思いつくのはホンダの四輪研究所(本田技研工業 四輪事業本部 ものづくりセンター)。さらにF1のPU(パワーユニット)を開発しているHRD Sakuraは栃木県さくら市にあります。その名前は世界中のF1ファンには有名ですが、それはまさしく栃木の地名に由来しているのです。
栃木県の拠点を置く自動車メーカーは他にもあります。それが日産自動車の栃木工場です。テストコースも有する広大な敷地は、同社の国内工場において最大面積というほどで、「スカイライン」や「フェアレディZ」、そして「GT-R」といったモデルの生産が行なわれています。まさに日本を代表するスポーツカーを生み出しているわけです。
当然ですが、このようにメーカーの拠点があれば、そこに関わるるパーツメーカーなどの拠点が数多くあるのは言うまでもありません。栃木なくして日本の自動車産業は成り立たないといえるくらいの、広い意味でのモータウンと言っても過言ではありません。
いずれにしても、ホンダのF1と日産GT-Rという、まさに日本の自動車文化を代表する複数のブランドが拠点を置く栃木県は、信頼性に疑問符がつきそうな団体のブランド調査でこそ最下位だったかもしれませんが、自動車ファンにとってはなくてはならないエリアであることは間違いありません。自動車ファンにとって栃木県の魅力度ランキングは高いはずです。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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みんなのコメント
ヘリで来る賓客もいるくらいの場所
エンジンなどを生産する栃木工場のほか、宇都宮市にはエルガなど路線バス車輌を製造するジェイ・バスもある。