今季直線スピードで高いパフォーマンスを見せているフェラーリに対して、他チームからはそのパワーの合法性に疑惑の目が向けられている。そしてレッドブルはフェラーリが燃料流量の計測システムの抜け穴を利用してパワーアップを図っているのではないかとして、FIAに問い合わせを行った。
レッドブルは「燃料流量を測定ポイント外で増やす手法」をフェラーリが採っているのではないかと疑っているが、FIAはそれが合法でないことを認めた。
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そんな中行われたF1第19戦アメリカGPの予選では、メルセデスのバルテリ・ボッタスがフェラーリのセバスチャン・ベッテルを僅差で下してポールポジションを獲得した。メルセデスのポール獲得はサマーブレイク以降初となった。
そういったこともあり、今回はフェラーリがストレートでそれほど大きなアドバンテージを得ていないように思われるが、スピードトラップは依然としてフェラーリ勢がトップにつけた。
「今週末の(フェラーリの)結果は見ていてとても興味深い」と語るのは、予選5番手に終わったルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。
「今日(土曜日)、彼らは明らかに少しパワーを失ったと思う。それが明日のレースにどのような影響を与えるのか見るのはとても興味深いね」
「ただ、彼らは全体的にまだストレートで僕たちよりも速い。僕たちは金曜日に調子が良くて土曜日は少し難しいものになったから、明日(決勝日)が良い1日になることを願っているよ」
ただメルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、フェラーリに何らかの技術指令があったことで、彼らの予選でのパフォーマンスが低下した、という憶測を否定した。
「確かにここアメリカでは、直線でのパフォーマンスという点において3チーム(メルセデス、フェラーリ、レッドブル)が非常に接近した。しかし、それが何か“特定の出来事”に起因するものだとは言えないだろう」とウルフは語った。
「我々が7月のホッケンハイム(ドイツGP)以来のポールポジションを獲得したということは事実だが、それはいろいろなことが組み合わさってのことだ」
さらにウルフは、レッドブルからの問い合わせに対する一連の技術指令について、次のように述べた。
「FIAが状況を明確にしたということは、とても大きなことだと思う」
「ただ、これはこれまでに行われてきた標準的なプロセスに過ぎず、FIAの役割のひとつなんだ」
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