ペトロナス・ヤマハSRTは、2021年のMotoGPライダーラインアップについて、フランコ・モルビデリを継続して起用する見込みであるため、バレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソという”夢の”組み合わせが実現することはないと示唆した。
ヤマハのファクトリーチームは今年1月、2021年にマーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロを起用すると発表。これにより、ロッシがファクトリーチームを離れることが事実上決定した。しかしヤマハは、ロッシが現役続行するならサポートすると表明。その場合、サテライトチームであるペトロナス・ヤマハSRTに加入することになるだろう。
■現役続行表明のロッシ、唯一の選択肢はペトロナスSRT。残る問題は“お金”のみ?
ロッシは、新型コロナウイルスにより開幕が遅れている2020年シーズンが始まる前に自身の将来を決めなければならないと認めた一方、現役を続行する意向を強く示唆した。
一方、2019年シーズン限りで引退し、現在はヤマハのテストライダーを務めているホルヘ・ロレンソも、2021年にペトロナス・ヤマハSRTから現役復帰するのではないかという噂も根強い。
しかしペトロナス・ヤマハSRTのチーム代表であるラズラン・ラザリは「チームの安定性を強化するため、フランコを継続起用することが重要だと思う」と、motorsport.comに語った。
「(2021年)最初のレースの前に、契約を延長する可能性もある」
さらにラザリは、クアルタラロがヤマハへと昇格するため、ラインアップを一新するのは非常に危険だと考えている。
「今季は普通のシーズンではない。それは来季のライダーの選択にも関係してくる。間違いなく、コース上でライダーを評価する前に決定を下す必要があるだろう」
「来年、新しいライダーをふたり起用するのは非常にリスクが高いと考えているしたがって、我々はすでに知っているライダーをひとり残留させることを望む。つまり、フランキーを残すということだ」
「バイクの挙動について、とても優れた情報を提供することが、我々とヤマハの両方にとって重要だ。彼はすでに、2019年と今年の冬のテストでそれをやっていた」
2017年にMoto2クラス王者となったモルビデリは、MotoGP2年目となった昨年、5位フィニッシュを3度記録し、ランキング10位となった。
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