TOYOTA GAZOO Racingは2月7日、2020年のモータースポーツ活動計画について発表した。全日本スーパーフォーミュラ選手権にTRD Biz-01Fエンジンで参戦するチームは6チーム11台と参戦台数の数字は変わらないが、その陣容は変化し、新規参戦ドライバーひとりを加えることになった。また、気になる“未定”のリストもある。
2019年はニック・キャシディがチャンピオンを獲得したBiz-01Fエンジン搭載勢は、2020年も11台が参戦することになるが、その陣容は変化が加えられることになった。まず気になるのは、王者キャシディの名前がVANTELIN TEAM TOM'Sにないことだ。こちらは本来キャシディがつけるべきゼッケン1が『TBN』という表記になっている。キャシディに関してはある噂もあるようで、そちらは後ほどオートスポーツwebでお届けする。
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また、セルモから2020年は3台の参戦になると発表されていたが、JMS P.MU/CERUMO・INGINGは2台体制で変わらず、石浦宏明、坪井翔が参戦。一方、大嶋和也はカーナンバー『14』と、スーパーGTと同じ番号で『ROOKIE Racing』として参戦する。スーパー耐久に同じチーム名が参戦するが、その関係が気になるところだ。
また、2台体制に変化したのは、carrozzeria Team KCMG。小林可夢偉とともに、すでにテストでもチームに加わっていた国本雄資が参戦することになった。カーナンバーは可夢偉が新たに、WECでもおなじみの7を、国本はチームおなじみの18を使用する。一方、国本が抜けたKONDO RACINGには、2019年の全日本F3選手権チャンピオンであるサッシャ・フェネストラズが加わった。すでにヨーロッパに拠点を移しており、スーパーフォーミュラに“通う”かたちとなる山下健太とのチームメイト対決も楽しみなところだ。
陣容が変わらないのは、関口雄飛、平川亮を擁するITOCHU ENEX TEAM IMPULだ。こちらは不変の体制で挑むことになる。
トヨタ/TRD勢全体では、ルーキードライバーは1名だが、その陣容は大きく変化した。今季もホンダ勢との熱い戦いが展開されることになりそうだ。
全日本スーパーフォーミュラ選手権
TRD Biz-01F使用チーム一覧
NoDriverTeam3山下健太KONDO RACING4サッシャ・フェネストラズKONDO RACING7小林可夢偉carrozzeria Team KCMG18国本雄資carrozzeria Team KCMG19関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL20平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL36中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM'S1TBNVANTELIN TEAM TOM'S14大嶋和也ROOKIE Racing38石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING39坪井翔JMS P.MU/CERUMO・INGING
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