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追悼、ショーン・コネリーさん 007シリーズで活躍したボンドカー5選

■007シリーズの名脇役! 人気となったボンドカーを振り返る

 日本時間の2020年10月31日。英国スコットランド出身の大スターであるショーン・コネリーさん(以下、敬称略)が亡くなられました。90歳でした。

トヨタ「2000GT」の功罪。短命だった理由とは?

 ショーン・コネリーといえば、007シリーズで、初代ジェームズ・ボンド役に起用され、世界的な俳優として知られるようになり、その後、数多くの映画作品に出演。

 まさにショーン・コネリーによって、後に続くジェームズ・ボンドの力強く、セクシーでユーモアあふれるキャラクターが確立したといっても過言ではありません。

 この007シリーズでは、名脇役として数々の名車も登場。とくにジェームズ・ボンドがMI6の技術主任「Q」から支給されたクルマや、ジェームズ・ボンドとともに活躍したクルマは「ボンドカー」と呼ばれ、映画のヒットとともに大いに話題となりました。

 そこで、007シリーズで活躍した「ボンドカー」を、5車種ピックアップして紹介します。

●アストンマーティン「DB5」:『007 ゴールドフィンガー』1964年

 英国を代表する高級スポーツカーメーカーであるアストンマーティンは、100年以上もの歴史あるメーカーです。

 このアストンマーティンが1963年に発売した美しいフォルムの2ドアクーペが「DB5」です。

 DB5は、1964年公開の007シリーズ3作目にあたる「007 ゴールドフィンガー」で、いわゆるボンドカーとして初めて起用されました。

 英国諜報機関のMI6によってつくられたDB5には、複数のナンバープレートを表示する機能や、マシンガン、リアの防弾パネル、射出可能な助手席など、数多くのギミックや兵器装備が搭載されており、後のボンドカーのコンセプトである特殊性が凝縮された1台です。

 このDB5のボンドカーは実際にアストンマーティンの手によって3台製作され、4作目の「007 サンダーボール作戦」にも登場。同作のプロモーション用に使用された個体が、2019年にオークションに出品され、日本円でおよそ6億7000万円にて落札された逸話があります。

 また、DB5は後の007シリーズでも、ジェームズ・ボンドのプライベートカーとしても登場するなど、ボンドカーを代表する存在です。

 そして、2020年6月には、アストンマーティンがDB5のボンドカーを限定25台で新車として復刻を発表。「DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション」の名で価格は3億8000万円で販売しました。

 DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーションには、映画に登場したモデルと同じ装備が一部はダミーですが搭載されるなどファン垂涎のクルマですが、残念ながら公道走行はできず、あくまでもコレクション用となっています。

●トヨタ「2000GT」:『007は二度死ぬ』1967年

 トヨタ「2000GT」は、1967年から1970年まで生産された日本を代表するスポーツカーです。

 1967年公開の5作目で、日本を舞台にした作品「007は二度死ぬ」に、007シリーズで唯一、ボンドカーとして登場した日本車でもあります。

 劇中の2000GTは、トヨタがオープン仕様へと特別に改造した車両で、これは、ショーン・コネリーの身長が高すぎ、クーペボディのままでは2000GTの車内に収まらなかったからだといわれています。

 また、オープンボディとすることで、車内でのやりとりをカメラが克明に捉えることができるようになっているので、オープン化の理由は身長だけではなかったのかもしれません。

 劇中の設定では、このトヨタ2000GTは日本の諜報機関が所有しているという設定で、MI6が、ボンド専用にしつらえたものではありません。

 さらに、このトヨタ2000GTを運転したのはボンドガールのひとりである若林映子さんだけで、「ボンドが運転しなかったボンドカー」という珍しい1台です。

 特殊装備は、ソニー製のブラウン管モニターを用いたテレビ電話が搭載されており、現在のテクノロジーを先取りしていました。

 この劇中車は現在もトヨタ博物館が所蔵し、定期的に一般公開しています。

 ちなみに、屋根は開けた状態のみのダミーで、ソフトトップの開閉機構は搭載していません。

●ロータス「エスプリ」:『007 私を愛したスパイ』1977年

 1970年代の終わりに、日本の小中学生を中心にスーパーカーブームが巻き起こりました。それと同時期の1977年に公開されたのが、シリーズ10作目の「007 私を愛したスパイ」です。

 ジェームズ・ボンド役は3代目のロジャー・ムーアで、よりセクシーな風貌から新たなジェームズ・ボンドのイメージを確立。そして、ボンドカーとして登場したのが、ロータス「エスプリ」です。

 エスプリは1976年に誕生した当時の最新モデルで、バックボーンフレームにFRP製ボディを搭載する、ロータスでは定番となっていた手法でつくられ、2リッター直列4気筒エンジンをリアミッドシップに縦置きに搭載。

 デザインは直線基調のキャビンとラウンドしたボディを融合させた、スピード感あふれるスーパーカーと呼ぶにふさわしいフォルムです。

 ボンドカーのエスプリは潜水艇としての機能があり、機雷やミサイルの水中発射も可能で、カースタントシーンの金字塔といえる活躍を見せました。

 当時のスーパーカーブームとリンクしたことで、ロータス「ヨーロッパ」とともに、ボンドカーのエスプリは日本の少年たちを夢中にさせました。

 なお、ロジャー・ムーアも、2017年に他界されています。

■タイアップ色が強くなった後のボンドカーたち

●BMW「750iL」:『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』1997年

 前出のDB5やトヨタ2000GTの頃から、ボンドカーの製作には自動車メーカーが深く関与していましたが、1990年代になると、メーカーとのタイアップ色が強くなっていきました。

 そうした背景から1995年に公開された17作目から1999年公開の19作目までは、BMWがボンドカーを担当。

 なかでも注目したいのが、1997年公開の18作目「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」に登場したボンドカーの「750iL」です。

 BMW7シリーズはフラッグシップモデルとして今も現役ですが、1994年に登場した3代目7シリーズでは、トップグレードの750iLには5.4リッターV型12気筒エンジンを搭載。最高出力は326馬力を誇りました。

 劇中ではピアース・ブロスナンが演じる5代目ジェームズ・ボンドが、Qから支給された設定で、さまざまなハイテク装備が満載されるなどボンドカーらしさあふれる仕様でした。

 なかでも、携帯端末で750iLを操作するシーンがハイライトで、現在、スマートフォンで駐車時などに遠隔操作が可能なモデルもあることから、未来を予想していたようです。

●アストンマーティン「DB10」:『007 スペクター』2015年

 2015年に公開された24作目の「007 スペクター」に登場したボンドカーは、シリーズのなかでも異色のモデルです。

 そのボンドカーとはアストンマーティン「DB10」で、映画のためだけにデザイン、製作された、「現実には存在しなかった」クルマです。

 これは歴代ボンドカーのなかでも非常に珍しく、劇中ではMI6が、ジェームズ・ボンドのためではなく、同僚である「009」のために開発した車両という設定でもあります。

 この特別なコラボレーションは、ボンドカーとしてアストンマーティンを最初に使用した007 ゴールドフィンガーから数えて50年という節目を記念しておこなわれたもので、撮影にあたっては10台のDB10を製作したといわれています。

 劇中ではさまざまな仕掛けを内蔵しており、昔ながらのボンドカーをオマージュしたような秘密兵器も登場します。

 このDB10については、市販予定はないとされながらも、2018年に「ヴァンテージ」がそのデザインを引き継いで発売され、大いに話題となりました。

※ ※ ※

 007シリーズとジェームズ・ボンドは、世界中に多大な影響を与えてきました。ボンドカーだけでなく劇中に登場した小道具も、大いに話題となります。

 たとえば、かつてジェームズ・ボンドが使用していた拳銃はワルサー「PPK」というモデルですが、このPPKのモデルガンが007シリーズの人気から大ヒットを記録。

 いまではモデルガンが大ヒットすることなど想像できないかもしれませんが、当時はジェームズ・ボンドに憧れる少年がたくさんいて、まさにショーン・コネリーさんが彼らのヒーローでした。

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