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予選Q2の危機で憤ったフェルスタッペン「ノックアウトされなくてラッキーだった」PP獲得後に謝罪:レッドブル/F1第13戦

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予選Q2の危機で憤ったフェルスタッペン「ノックアウトされなくてラッキーだった」PP獲得後に謝罪:レッドブル/F1第13戦

 2023年F1ベルギーGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント・フォーマットでの金曜予選で最速タイムをマーク、セルジオ・ペレスは3番手だった。

 路面がウエットからドライへと変化していったQ2で、フェルスタッペンは終盤、11番手に位置し、最後のアタックで10番手に上がった。ぎりぎりで敗退を免れたフェルスタッペンは無線でチームの走行戦略に関して怒りを示したが、予選終了後に謝罪した。

フェルスタッペンが0.820秒差で今季8度目のPP獲得。角田裕毅は11番手【予選レポート/F1第13戦】

 レッドブルは、フェルスタッペンのマシンに、シーズン5基目のギヤボックスドライブライン、ギヤチェンジコンポーネントおよび補助コンポーネント(GBX DL)を入れた。シーズン中に使用できる基数を超えたため、フェルスタッペンは5グリッド降格ペナルティを受ける。

 金曜に発表された暫定グリッドにおいて、フェルスタッペンには6番グリッド、ペレスには2番グリッドが与えられている。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 20番手(ノータイム/2周)
予選 1番手(Q1=2番手1分58秒515:インターミディエイトタイヤ/Q2=10番手1分52秒784:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分46秒168:ソフトタイヤ)

 とても難しい状況だった。コンディションがトリッキーで、乾いたラインが1本しかなかった。Q2は接戦で、僕は最初のラップでワイドになってしまい、その周を断念した。その後、スローラップを走って、タイヤの温度が大幅に下がった。路面が急激に改善していたので、ぎりぎりだった。Q3最後のラップはうまくいった。リスクを取る必要があったけれど、ここでのポールは格別だ。

 レースでかなりの強さを発揮するマシンだし、こういうトリッキーなコンディションでも、良いパフォーマンスを見せることができた。今回、ギヤボックス交換によるペナルティを受ける。去年はもっと大量に降格されて、もっとずっと後ろからスタートした。今年のマシンはさらに良くなっているから、優勝を目指していくよ(注:2022年ベルギーGPでは、14番グリッドから優勝)。

 ここから遠くない場所で育ったから、僕にとってふたつめのホームグランプリのようなものだ。大勢のファンが来てくれてうれしい。雨が降って厳しいコンディションだったけれど、皆残って見ていてくれた。とてもうれしかった。皆さん、本当にありがとう!

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 5番手(2分08秒240:ウエットタイヤ/5周)
予選 3番手(Q1=7番手1分58秒899:インターミディエイトタイヤ/Q2=7番手1分52秒353:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分47秒045:ソフトタイヤ)

 予選は毎回、それぞれの困難さがあるものだ。今日のコンディションはものすごくトリッキーだった。Q1では最後まで路面が乾かず、Q2ではタイヤの温度が上がりすぎた。でも、Q3ですべてをうまくまとめることができたと思う。今日は、限界を見つける必要があった。トップ3で予選を終えることができてうれしい。

 明日のスプリントレースに向け、クロスオーバータイムに関して良い情報を持っている。明日は忙しい一日になるだろう。日曜は、スタートで(ポールポジションからスタートする)シャルル(・ルクレール/フェラーリ)の前に出るためにベストを尽くす。簡単ではないだろうけどね。長いレースになり、デグラデーションが高いだろうし、何が起きてもおかしくない。良いポジションからスタートできるから、楽しみだよ。

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みんなのコメント

3件
  • いいかげん人間アピールやめろ
    どうせ槍が降ろうが雪が降ろうがぶっちぎりで勝てるチートマシンなんだからさ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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