日産、新しいSUVコンセプトを米オフロードイベントで披露

北米日産は、5月18日からアリゾナ州フラッグスタッフで開催される「オーバーランド・エキスポ・ウェスト」にコンセプトモデル「マウンテンパトロール」を出展すると明らかにした。

オーバーランド・エキスポ・ウェストは、毎年開催されるSUV／オフロード系モデルの一大イベント。グランドキャニオンを擁する同州ならではの大自然の中でSUV／オフロード系モデルの楽しみを堪能できる祭典だ。

マウンテンパトロールのベースとなるのは、タイタンと骨格を共用するフルサイズSUVの「アルマーダ」。5.6リッターV8エンジンがもたらすトルクフルな動力性能とオン・オフを問わない走行性能、さらには最先端の運転支援装置を備えた日産SUVのフラッグシップだ。

マウンテンパトロールは、高い走破性能を誇るアルマーダに、ブロックタイヤやシュノーケルなどを装備することで、オフロード性能をさらに高めたモデルとなっている。メーカーによれば5月10日までのおよそ3週間の間に、エンスージアストの手を借りて細部を詰めていくとのこと。インスタグラムやフェイスブックのアカウントでホイールデザイン、エクステリアのラッピング、ルーフトップテントについて投票を募り、その結果に基づいて最終デザインが決定されるという。

北米日産は昨年の同イベントにも、フルサイズピックアップ「タイタン」をベースにした「プロジェクト・ベースキャンプ」を出展し注目を集めた。冒険心溢れる外観を持つマウンテンパトロールもまた、SUV好きの脚光を浴びそうだ。