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“LMDh初クラッシュ”はポルシェ963のタンディ。ポールが視野に入る好走も、痛恨のミス【デイトナ24時間予選】

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“LMDh初クラッシュ”はポルシェ963のタンディ。ポールが視野に入る好走も、痛恨のミス【デイトナ24時間予選】

 LMDh車両のデビューレースとなった2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レース。1月22日に行われた予選のセッションでは、ポールポジション獲得に向けて邁進していたポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの6号車ポルシェ963が、アタック中にクラッシュを喫する場面があった。いったい、何があったのだろうか。

■「これまで経験したことがない」感触
 6号車ポルシェのアタックを担当したニック・タンディは、20分間にわたって行われたGTPクラスの予選において、バックストレートに設けられたル・マン・シケインでマシンのコントロールを失い、イン側のバリアへとクラッシュした。

アキュラがLMDh新時代初戦のポールポジションを獲得。僅差でポルシェが続く/デイトナ24時間予選

 LMDh車両としては、公式セッションにおける初のアクシデント。マシンはフロント部分を中心にダメージを負ったが、幸いそれは大きなものではなかった。だが、赤旗の原因となった6号車は、それまでに記録していた2ベストラップが削除された結果、ノータイムで予選を終えている。

 ドライブしていたタンディは、アクシデントを起こす前までは、ポールポジション・ラップとなる可能性があったと考えていたという。

「このような素晴らしいマシンを与えてくれたチームに感謝しなければならない」とタンディ。

「このようなコンディションの中で、あのようなスピードとバランスを持った963を経験したことはこれまでなかった」

「正直言って、クルマは素晴らしいものだった」

「あの周のラップタイムは、とても良さそうだった。バス・ストップ(ル・マン・シケイン)をうまく通過すれば、ポール・タイムが出るように思えた」

「バス・ストップの進入で左前輪をロックしてしまい、わずかにワイドになってダートに出てしまったんだ。ふたつ目の縁石に向けてクルマを修正しようとした際にリヤが出してしまい、コントロールを失ってしまった」

「幸いにも、大きなダメージはなかったみたいだ」

 タンディは何とか自力でピットレーンにマシンを戻したが、この結果、タンディとマシュー・ジャミネ、デイン・キャメロンの6号車は、28日の24時間耐久レースを、GTPクラスのグリッド9番手からスタートすることになった。

「もちろん、パーツが限られている24時間レースでは、理想的な準備ができたとは言えない」とタンディは言う。

「だけどとてもポジティブな点は、今週チームがどのようにオペレートされているか、マシンがいかに速く、僕らにとって運転することがいかに楽しいかということだ」

 なお、タンディのチームメイトであるフェリペ・ナッセは、姉妹車の7号車ポルシェで予選2番手を獲得している。

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