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アルピーヌF1、すべてのリソースを2022年型マシンの開発へ「今後投入される新パーツはほとんどない」

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アルピーヌF1、すべてのリソースを2022年型マシンの開発へ「今後投入される新パーツはほとんどない」

 アルピーヌF1チームは、すべての研究開発リソースを2022年シーズンに切り替えたことを認めた最初のチームとなった。つまり今シーズンの残りの期間にアップグレードが行われることはほとんどないということだ。

「シーズン開幕から、エンストンとビリー-シャティヨンでマシン開発を大きく推し進めるために懸命な作業が行われてきた」と今週、チームのエグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーは語った。

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「現在では、両ファクトリーにおける焦点は全体的に2022年に移された。つまりコースに持ち込まれる新パーツはほとんどないということだ」

 この決定は、F1恒例の8月の“夏休み”前最後のレースとなる、今週末のハンガリーGPを前に下された。

「カレンダー後半は厳しいスケジュールになるため、誰もが2週間の休暇で充電することを楽しみにしている」

「だがリラックスする前に、我々はハンガリーでの力強い展開とダブルポイントフィニッシュを目指している。個人的なレベルでは、私はいつもブダペストへの旅を楽しんでいる。美しい街であり、シーズン中最も気に入っている開催地のひとつだ。チームのほとんどが同意すると思う」

「ハンガロリンクはタイトで曲がりくねったコースであり、オーバーテイクが非常に難しいことで有名だ。つまり予選が重要になる」

「土曜日にはマシンの可能性を現実化する必要がある。レースでさらに多くのポイントを獲得できる位置で戦えるようにするためだ」

 この週末には、チームがフェルナンド・アロンソの40歳の誕生日を祝うところが見られるだろう。ブコウスキーは2度の世界チャンピオンであるアロンソの最近のパフォーマンスは、彼が歳を取りすぎているという話題を止めることになると確信している。

「フェルナンドは、彼の復帰が成功することに疑いを持った人々に対してずっと沈黙していると思う。彼には今もスピードがある。彼のレース技術には誰もかなわない。シーズンが進むにつれて、間違いなく彼は自身とチームをプッシュし続けるだろう」

 アロンソは前戦イギリスGPでは7位に入賞した。彼のチームメイトであるエステバン・オコンも、オーストリアでの期待外れのレースの後、イギリスGPではポイント圏内に入った。

「エステバンの調子が良いのは素晴らしいことだった。安定した週末で彼はポイント圏内に戻ることができた。この優れたパフォーマンスを元に積み重ねていき、シーズン序盤の素晴らしいい調子を取り戻せるだろう」

 それでもブコウスキーは、コンストラクターズランキングで7位というチームの成績に満足できないという。

「シルバーストンでダブルポイントを獲得したのは良かった。チャンピオンシップにおいて非常に重要なポイントだが、我々の野望は、7位や9位でフィニッシュすることよりも高いところに今もあるのだ」

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