ダニエル・リカルドの後任として2021年にルノーからF1カムバックを果たすフェルナンド・アロンソは、先日カタルニア・サーキットでルノー復帰決定後初めてF1マシンに乗り込んだばかりだが、来週もバーレーン・インターナショナル・サーキットでテストプログラムを実施するようだ。
進歩を遂げるルノーの姿を見て、早くもやる気に満ち溢れていると伝えられるアロンソ。彼はシミュレータでいくつかのセッションを行なった後、10月13日(火)にスペインのカタルニア・サーキットに乗り込んだ。そしてPR用に設けられた“フィルミングデー”を活用し、100kmと限定的な走行距離ながら、ルノーの最新型マシンR.S.20をドライブした。また31日(土)からイモラで行なわれるエミリア・ロマーニャGPにも帯同する予定となっている。
■アロンソ、13日のテストでルノー最新マシンR.S.20をドライブ「走る度に学ぶつもり」
ルノーは、アブダビで若手ドライバーを対象に行なわれるポストシーズンテストにアロンソが参加できるよう働きかけているが、それ以外にもアロンソが走行できる機会がないかを探っている。
そして30日(金)、ルノーはアロンソがバーレーン・インターナショナル・サーキットで2日間のテストを行なう予定であることを発表した。彼らのTwitterにはこう記されている。
「フェルナンドのF1復帰への次のステップは、来週バーレーンで2日間実施されるR.S.18のテストだ! 11月4~5日、お楽しみに」
アロンソのテスト実施が決まった背景には、ルノーが2年落ちマシン『R.S.18』を使って、バーレーンで若手ドライバーをテストさせる計画が既にあったことも関係しているだろう。10月29日(木)から11月2日(月)にかけては、クリスチャン・ルンガー、オスカー・ピアストリ、周冠宇という3名のルノー育成ドライバーが走行を担当するが、1日のインターバルを挟んでアロンソが登場することになる。
2年落ちF1マシンに関しては走行距離の制限がないこと、そしてちょうど若手ドライバーを型落ちマシンでテストさせる機会があったことから、このタイミングでのテスト実施はアロンソとルノーにとって理に適った判断だと言える。
アロンソはカタルニア・サーキットでの走行を終えた後、2018年を最後にF1のレースから離れていることもあり、まだスピードを取り戻す必要があることを認めていた。
「フィーリングは良かった。でもマシンから最大限の力を引き出せていないので、今のところは明らかにマシンが僕を上回っていたと思う」
「F1のスピードに戻るのはそう簡単ではない。僕はラップを重ねるごとに改善して、エンジニアにフィードバックしようとしていた。また撮影もあったので、カメラやドローンがコース上で僕を追いかけていた。そのプレッシャーも大きかったし、キツい1日だった」
「毎週末目の当たりにしているように、マシンにはポテンシャルがあると思う。でもまだ改善の余地があるので、僕たちは短期間で改善をしようとしている」
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