半導体業界のノウハウを活かす
フェラーリは、「優れた製品の充実」と「2030年までのカーボン・ニュートラルへの移行加速」を目的として、半導体製造大手から幹部を採用し、事業体制を再編成した。
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製品開発、研究開発、デジタル・データ、テクノロジー・インフラ、購買・品質の5つの戦略部門が、フェラーリCEOのベネデット・ヴィーニャに直属することになった。
フェラーリは、この新体制により、さらなるイノベーション、プロセスの最適化、イノベーションの拡大が可能になるとしている。 ヴィーニャCEOは次のように述べている。
「フェラーリ独自の方法でテクノロジーを活用し、あらゆる分野でさらに限界を広げたいと考えています。新しい組織体制は、この急速に変化する環境の中で、目の前にあるチャンスをつかむために不可欠な機敏性を高めてくれるでしょう」
ブランドの多様化、デザイン、コンテンツ、コミュニケーションといった他の部門も、引き続きCEOに直属することになる。また、現社員の昇進や外部からの採用により経営陣が拡充されているという。
欧州最大級の半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクス社の前研究開発責任者であるエルネスト・ラサランドラは、フェラーリで同様の役割に就くことになった。また、20年間半導体メーカーに勤務したアンジェロ・ペッシは、購買・品質部門担当の最高責任者に任命された。
ヴィーニャ自身は昨年9月にSTマイクロエレクトロニクスから移籍した。その前には最高技術責任者のミハエル・ライターズを含む3人の経営陣が離職している。
一方、2002年からフェラーリに勤務しているジャンマリア・フルゲンツィは、製品開発担当の最高責任者に任命された。2019年からフェラーリに在籍する元マイクロソフトのシルビア・ガブリエリは、デジタル&データ最高責任者に就任している。
フェラーリのEVへの完全移行は2030年に予定されており、同社初のEVは2025年に登場する予定だ。同社は以前、電動技術が「我々のポジションに合ったクルマを生産できる」ようになるまで、電気駆動には移行しないと語っていた。
「新しい技術を取り入れるなら、新しいものを市場に出さなければなりません。フェラーリは常にそうやって新技術に取り組んできました。技術の進化は、100%フェラーリのDNAの中にあります」と、会長のジョン・エルカーンはAUTOCARに語っている。
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