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懐かしの三菱「デリカ」をおしゃれ車中泊カーにDIY! ウッディな車内にスチールの工具箱が並んだ理由は?

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懐かしの三菱「デリカ」をおしゃれ車中泊カーにDIY! ウッディな車内にスチールの工具箱が並んだ理由は?

ブースの背後にあったなぜか気になる三菱3代目デリカ

2023年8月5~6日に千葉県の幕張メッセで開催された「アソモビ」は、クルマと旅や外遊びを融合させたイベント。車中泊仕様やキャンピングカーはもちろん、遊びがもっと楽しくなるカスタム車両が多数集まった。今回は人気のアウトドア系ガレージブランドオーナーがDIYで楽しんでいる、旧車ベースのキャンピングカーを紹介しよう。

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若い頃に憧れていたスタイルをオマージュ

人気のアウトドア系ガレージブランド「38explore」のブースの奥にひっそりと止まっていた古い三菱「デリカ」。ブースに展示する商品やグッズの搬入車かと思いきや、38explore代表の宮崎さんに話を伺うと、DIYで内装をカスタムした快適車中泊仕様となっているのだとか。さっそく気になる車両を見せてもらった。

ベースとなっているのは3代目となる1996年式の三菱「デリカバンGL」の4WD。今みるとコンパクトでキュートなデリカだが、小さいクルマが好きという宮崎さんにとってはこれでもかなり大きなクルマの部類に入るのだそう。

若い頃にフロントにスペアタイヤを装着している「デリカスターワゴン」に憧れていたそうで、スターワゴンをオマージュしてフロントバンパーガードにスペアタイヤを装着。同じく憧れだったというブラッドレーホイールにBFGオールテレーンタイヤをチョイスすることで、若い頃に憧れていたスタイルを再現したそうだ。

ちなみにスターワゴンではなくあえてバンの4WDを選んだのは、ワゴンとは違って車内に何もなく、自由に車内を製作できるからとのこと。

ウッドでDIYした内装はアイデア満載

というわけで気になる車内を見せてもらった。まずは天井。本来は薄いライナーのみの天井はレッドシダーの板張りに。さらにエンジン周辺にも木製のカバー兼収納を設置している。

一方ラゲッジスペースは前後方向に伸縮可能なスノコ状のベッドを設置。就寝時は前方に伸ばすことで大人が就寝できる長さになり、逆にキャンプ時にはリアゲートを開けて後方に伸ばすことでテーブルになる優れもの。これによってハイエースなどと比べて狭い車内で快適に就寝できる、一挙両得のアイデアなのだ。ちなみにベッドの下は収納となっており、キャンプ道具などが大容量で格納可能。できるだけベッド面積を減らさないことで、快適な就寝ができるよう工夫されている。

小さい車体をカバーする驚きの収納の数々

他にも車内にはさまざまなアイデア満載だ。リアクオーターウインドウの内側には多孔ボードを張り込むことで、細かなキャンプ道具を壁面収納する仕組み。さらに左右のルーフ近くには、なんとズラッと並ぶスチール製の工具箱。じつはこれも狭いスペースに多くを収納するアイデアだ。

「木製だとどうしても木の厚み分スペースを損してしまうけど、スチール製ならその心配は無用でしょ。しかもウッディな内装はマグネットがつく場所がなくて困ってたので、ちょうどよかったんです」

他にもサイドドアを開けて外に展開できるミニテーブルや大容量のルーフラックの装着など、とにかく見所満載の1台。宮崎さんのアイデアが詰まったアウトドアの相棒となっているのだ。

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