アストンマーティンはWEC世界耐久選手権の2020/2021年シーズンからスタートするLMHル・マン・ハイパーカークラスに『ヴァルキリー』を投入して参戦することをアナウンスしている自動車メーカーのひとつだが、この計画がキャンセルされる可能性が浮上している。
複数の業界情報筋がSportscar365に語ったところによると、イギリスの高級スポーツカーメーカーは2020/21年シーズンのWECにヴァルキリーをデビューさせて行う予定のLMHプログラムを中止する発表を、早ければ現地時間2月19日の午前中に行う可能性があるという。
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この動きは先月末に行われた、ローレンス・ストロール氏によるアストンマーティンへの5億ポンド(約715億円)の投資に起因するものと考えられる。
レーシングポイントF1の共同オーナーであるストロール氏は2021年に同チームをアストンマーティンのワークスチームにする計画であり、そのための資金をヴァルキリーの開発に携わるレッドブル・レーシングから遠ざけることが直接的な要因になると推測される。
5億ポンドの資金調達をアナウンスしたアストンマーティンは最近、ストロール氏をエグゼクティブ・チェアマンに迎えるとともに、現在レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズと共同開発を行っているロードゴーイング・ハイパーカーのヴァルキリーについては開発を継続すると発表。限定150台のうちの最初のクルマを予定どおり2020年中にデリバリーする目標であるとした。
しかし、この市販車をベースとしたヴァルキリーのLMHレースカーの開発については昨年からほとんど発表がなされていない。
2019年6月のル・マンで、アストンマーティンの社長兼CEOを務めるアンディ・パーマーがプログラムを発表して以来、同ブランドの上級役員は計画の進捗について「全速力で進めている」以外のコメントを控えている。
アストンマーティン・レーシング(AMR)は先月、ACOとIMSAの合意の上で新たに発表されたLMDhプラットフォームに関する声明を発表し、ハイパーカーのビジョンが世界的なスポーツカーレースの中で「適切な位置を維持する」ように、すべての関係者と協力していくことを「楽しみにしている」と述べた。
その後、AMRの広報担当者はSportscar365が最近の開発について尋ねたとき、コメントはないと回答した。
仮にアストンマーティンがLMHプログラムを中止した場合、FIAとACOが提案したLMHプラットフォームはさらなる打撃を受けることになる。バイコレス・レーシングチームの動向次第ではあるが、このまま行けば2020年9月にスタートする新しい最高峰クラスに新車をデビューさせるのはトヨタと、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスの2社のみとなるのだ。
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