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【1万2100rpmを達成へ】ゴードン・マレーT50 自然吸気V12の開発が進行中

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【1万2100rpmを達成へ】ゴードン・マレーT50 自然吸気V12の開発が進行中

3気筒テスト・ユニットで実現

ゴードン・マレー・オートモーティブが5月に公開を予定している「T50」。往年の英国製スーパーカー、マクラーレンF1を設計した男が、自らの名を冠したハイパーカーの準備を進めている。

【画像】コスワース・ユニット搭載 アストンのハイパーカー、ヴァルキリー 全92枚

ゴードン・マレーが新たに公開したムービーには、T50に搭載される自然吸気V12ユニットの3気筒テスト・エンジンの試運転が撮影されている。

その映像には、1万2100rpmを超える回転域まで、気持ちよく吹け上がる様子が収録されているのだ。

英国のエンジニアリング会社、コスワースが開発する3.9L自然吸気V12エンジンは、およそ659psの出力と、45.9kg-mのトルクを発生する。

ハード上のリミットは1万2400rpmで、ロードカー史上最も高回転なユニットとなる。

ヴァルキリーを超える高回転

アストン マーティンのハイパーカー「ヴァルキリー」のV12ユニットは、同じくコスワースが開発しているが、その許容最高回転数が1万1100rpmとなっている。

T50はこれを上回る回転数を実現するつもりなのだ。

最後の、そして最も偉大な“アナログ時代のハイパーカー”と表現されているゴードン・マレーT50は、ダンスフォールドのファクトリーで製造される予定だ。

発表後は、プロトタイプの製造に移り、開発フェーズを進行していく。量産化は2021年に開始される見込みだ。

ゴードン・マレーT50の価格は230万ポンド(約3億円)となっている。

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