体調不良に苦しんだランド・ノリス、実は扁桃炎だった。チーム代表はファイティングスピリットを称賛

　マクラーレンのランド・ノリスは、F1スペインGPで8位フィニッシュ。週末を通じて体調が良くないと訴えていたが、アンドレアス・ザイドル代表はノリスが扁桃炎を抱えていたことを明らかにした。

　ノリスは11番手で終了した予選後、「喉と目の具合、視界が良くなくてどうしようもないんだ」と語っていた。

　ただ決勝レースが始まるとノリスは堅実な走りを披露し、8位でフィニッシュしポイントを獲得した。

　レース後、彼は回復を優先してメディアの取材をキャンセル。代わってザイドル代表はノリスが扁桃腺に悩まされていたことを説明し、そんな状態で8位に入ったことを称賛した。

「扁桃炎を患っていたことで、この週末を通じて彼の調子が良くなかったのは明らかだ」

「非常にチャレンジングなレースだった。特にこの暑さで彼はレース終盤かなり元気がなかった。レース後にチーム内の素晴らしい医療サポートが対処してくれたことに感謝している」

「次の目標は明確だ。モナコへ向かう前、今後4日間でしっかり休息してしてもらいたい」

「彼の奮闘には感謝しなくては。素晴らしいファイティングスピリットを示し、最終的に4ポイントを獲得することができた」

「彼のレースへのコミットを見られたのは素晴らしかった。それと同時に、我々には言うまでもなく、こうした決定に関与する医師がいることも明らかであり、ランドの健康を危険に晒すことは決して無い」

「今日も医師から青信号が出た後、ランド側からも出走できると明らかになったあとに、我々はレースへ向かったんだ」

　F1は第7戦モナコGPが5月29日に行なわれる予定だ。仮にノリスがこのグランプリに出場できなくなった場合、チームは起用可能なメルセデスのリザーブドライバーであるニック・デ・フリーズと、ストフェル・バンドーンを頼ることになるだろう。

Comments

おかしな事を言うよな。
小学生じゃないんだから、大事な仕事中に病気はダメだろ。
無理して頑張れなんて誰も言ってない。
結果出せと言ってる