4台で最も運転が楽しいアッピア
1959年発売のランチア・アッピア・シリーズ3は、その気になれば130km/h近いスピードを出せる。120km/h程度での高速巡航も可能で、燃費は10.0km/Lから14.0km/Lの間だ。
【画像】1960年代の小さなファミリーカー アウトウニオンにサーブ、ネッカー、ランチア 全43枚
V型4気筒エンジンは、上から見ると正方形に近いブロックに、両バンクへ独立したヘッドが組まれている。アクセルペダルのレスポンスは鋭い。パワー感が落ち込む谷もなく、高回転域まで滑らかに回る。
味わい豊かなサウンドを放ち、変速をサボっても受け止められる充分なトルクがある。思わず、意欲的に運転したい気持ちにさせられる。
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