ヘレス・サーキットで行なわれているMotoGP第4戦スペインGP。予選組分けを決するフリー走行3回目が行なわれると中上貴晶(LCRホンダ)がトップタイムをマーク。Q2への直接進出を決めた。
中上はこのセッション、唯一の36秒台となる1分36秒985をマーク。終盤のアタック合戦において、並み居るライダーを下してトップタイムとした。中上は初日に総合6番手をマークするなど好調ぶりを示していたが、2日目もそれは変わらなかった。なお彼は初日走行で新旧シャシーの比較を行なっており、旧型シャシーのフィーリングが良いものだったと語っていた。
★中上貴晶、初日はホンダ勢トップ6番手。「ポジティブな1日。フィジカル面も問題ない」
2番手タイムにはヤマハのファビオ・クアルタラロが入った。3番手にはホンダのテストライダーであるステファン・ブラドルが中上から0.041秒差で並んでいる。
4番手にはスズキのジョアン・ミル。チームメイトのアレックス・リンスも10番手タイムでQ2へ揃って駒を進めている。
なおレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、終盤のアタックで自己ベストを刻んでいたラップでクラッシュ。時速約180キロメートルと速度の乗るターン7で転倒したマルケスは、そのままバリアへと衝突してしまった。
昨年の右腕骨折から復帰を果たしたばかりでのクラッシュには、ガレージも騒然となったが、彼はクラッシュ後に立ち上がると右腕を動かし無事な姿を見せ、そのままピットへと戻った。なおその後、彼は検査のためメディカルセンターへと向かっている。
FP3までの総合トップ10が予選Q2に直接進出できることから、このセッションは毎回激しいタイムアタックが展開されるが、今回も非常にタイトな争いとなっており、トップタイムの中上から、7番手のフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)までがわずか0.10秒以内に収まる接戦となった。
スペインGPで好調な走りを見せているアプリリアのアレイシ・エスパルガロはFP3でも5番手タイムをマーク。Q2直接進出となった。
ドゥカティ勢ではフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が最速の8番手タイム。彼は初日トップタイムだったが、FP3でのタイム更新は小幅なものに留まった。
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