【ドイツ】新車約130万円！ 「2人」乗れる「めちゃ小さいクルマ」登場に反響多数！ 「老後にイイ」「安い」 全長2.4mサイズで“精悍顔”×軽量ボディ採用！ オペル新「ロックス」ドイツで登場

■2シーターの「若者向け小型車」に反響

　オペルは2025年3月19日、2人乗り小型車「ロックス（Rocks）」の新モデルをドイツで発表しました。
　
　SNSでは早速さまざまなコメントが寄せられています。

　ロックスは2021年8月に世界初公開されたバッテリーEV（電気自動車）の2人乗り小型車です。同じステランティスグループのシトロエン「アミ」の兄弟車にあたります。

　ドイツの自動車メーカー初の完全電動四輪車として、都市内での移動や若者向けのモビリティとして登場。若者に向けた爽快なデザインを採用し、ドイツでは日本の原付免許に相当する「AM免許」車両に該当し、15歳以上が運転できます。

　ボディサイズは全長2410mm×全幅1390mm×全高1520mm。最小回転直径はわずか7.2mで、狭隘な都市部や歴史的な町並みが残るエリアでも、極めて優れた取り回し性を実現。

　パワートレインは6kW（約8.2馬力）を発揮するモーターに5.5kWh容量のリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、最高速度45km／hを実現。485kgの軽量車体も相まって、最大航続可能距離75km（WLTPモード）を確保しています。

　デザインはオペル最新の「オペル バイザー」を採用。フロントフェイスとリアデザインはシトロエン アミ同様、全くの対称となっており、斬新なスタイリングとコスト削減につながっています。

　同様に、2枚のドアはパネルを左右で共通し、運転席側は後ろヒンジ、助手席側は前ヒンジという構造で、ここでもコストカットを実現。

　インテリアは非常にシンプルで洗練され、最小限の情報を表示する液晶メーターやスマホホルダー、小径のステアリングが備わる程度です。

　シートは2人がけで、互いにオフセットして配置しているため、身長190cm以上の乗員でも快適なスペースを実現しました。

　ルーフは自然光が入るパノラマルーフを採用し、コンパクトながらも視界の良さと開放的な空間を演出しています。

　また、助手席の足元には63リットルのラゲッジを設け、大きなスーツケースなども収まるほか、さらに大きな収納はリアのコンパートメントに収納することが可能です。

　今回登場したのは、さらに若年層向けのデザインを採用した新モデルです。新たにオペル バイザーがブラック、ほかの大部分がカラードになり、より大胆なデザインに変化。

　インテリアも、ホワイトのオペルのシンボル「ブリッツ」がステアリングに備わり、ワンポイントが与えられています。さらに、「MyRocks スイッチ」「MyRocks Play」ボタンも設け、スマートフォンとの接続機能を高めています。

　ロックスの価格（ドイツ国内）は7990ユーロ（約130万円）から8790ユーロ（約143万円）。新モデルの価格は今後発表される予定です。

　そんなロックスですが、SNSでは日本のユーザーからも注目を集めており、「近所に行くならコレで十分じゃない？」「足にちょうどいいな」「安くて良いわ」と、手軽なサイズや価格感から関心を持つ人も多いようです。

　また、「田舎のおばちゃんや老人が買い物に行く時に、原付よりも荷物が乗って雨風がしのげるところが良い点かな？」「老後にぴったりな車です」など、高齢者の日常の移動手段としても便利だとする意見も見られました。

Comments

[t*****]

＞老後にいい2人乗りで時速45km

これって軽トラやん。もっと安くてもっと汎用性がある。今日も田舎のジイさんが、県道を時速30kmくらいでゆっくり走ってた。すごいぞ日本！

[fxnhe501]

黒いパーツを付けるだけでオペル。外すとシトロエン。ロバート秋山ばりのお面を付けるとフィアット。すべて同じ車。