2024年発売の次世代EV
ミニは、新型EVエースマン(Aceman)の開発を進めているが、そのプロトタイプと思われる車両が目撃された。2024年末にコンパクト・クロスオーバーとして発売予定である。
【画像】ミニの次世代EVエースマン【プロトタイプやコンセプトモデルを現行モデルと写真で比較】 全65枚
プラットフォームには、BMWと中国のパートナー企業である長城汽車が共同開発している「スポットライト」を採用する。
現行のカントリーマン(日本名:クロスオーバー)に近いサイズとなるが、カントリーマンは3代目となる次世代モデルでさらに大型化する見通しだ。エースマンの正確なサイズはまだ明らかにされていないが、今年初めに公開されたコンセプトモデルは、全長4050mm、全幅1990mm、全高1590mmとされている。
パワートレインの詳細も不明だが、同じスポットライト・プラットフォームを採用する次世代の3ドア・ハッチバックは、約40kWhのバッテリーを搭載したクーパー(最高出力184ps)と、50kWhのバッテリーを搭載したクーパーS(最高出力224ps)があり、航続距離は約400kmとなる予定。エースマンの市販モデルも、これとほぼ同様のものになると思われる。
丸みのあるすっきりとしたデザイン
今回発見されたプロトタイプでは、先鋭的なコンセプトモデルから市販化に向けて進化したデザインが確認できる。また、ミニの新たなデザイン言語を示す手がかりにもなっている。
特に注目すべきは、航続距離に影響するエアロダイナミクスであり、プロトタイプは丸みのあるすっきりとしたフロントエンドを採用している。その他、特徴的な大型ヘッドライトを除いて、デザインのディテールはカモフラージュで隠されている。
コンセプトモデルに見られるように、ミニはサステナビリティにも重点を置いている。車内外からクロームパーツやレザーを排除し、ワンスクリーンのセンターディスプレイでほとんどの主要機能をコントロールできるようになる。テキスタイルやレザーレットで覆われたダッシュボードには、物理的なボタン類がほとんどない。
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みんなのコメント
。ビーピラーがかつてのカントリーマンを彷彿とさせる。しかしながらフロントフェイスは秀逸。