■突然の雹に「逃げることができず…」 被害はどうだった?
2022年6月2日から3日にかけて、埼玉県や千葉県の一部にて突如雹(ヒョウ)が降り、さまざまなものに大きな被害をもたらしました。
SNSで大きな話題となり、大々的にテレビニュースに取り上げられましたが、実際にはどのような被害があったのでしょうか。
【画像】修理費150万円がやばい…これは可哀想。 悲惨過ぎる雹害の実態を写真で見る!
実際にこの雹が振ったあとには、自分の愛車を心配する投稿がSNSに相次いだ結果、「車ボコボコ」や「車大丈夫」というキーワードがトレンド入りしました。
被害があった地域では、雹のサイズはかなり大きいものも確認されています。
SNSでは、走行時の車に大粒の雹が降り注いでフロントガラスにヒビが入る様子。
さらには屋外に停めていたクルマのルーフがボコボコに凹む様子などが投稿されましたが、実際の被害状況はどのようなものだったのでしょうか。
今回、雹被害にあったという埼玉県在住の「36(@saru_36_)」さんは、当時の状況について、以下のように振り返ります。
「当時、会社から自宅までの帰路を走行中でした。
雷が鳴りそうな雲や音は確認できたのですが、雹の降りはじめからピークまでが早すぎて、逃げることができませんでした」
雹は、およそ帰宅ラッシュにあたる夕方の時間帯に降りはじめ、多くの人がクルマで走行している状況だったようです。
実際の被害状況について、36さんは「凹み傷は、ボディ全体にあります」としつつ、「とくにルーフやボンネットはひどい状態です。北向きから雹が降ってきており、北を向いた状態で停車せざるを得なかった状況があったためと思われます」と説明します。
36さんによると「自宅に停めてあったトヨタ『ノア』も、ルーフに凹み傷が多数ありましたが、ガラスは割れてません」とのことで、クルマの進行方向や駐車する向きも、被害を受ける箇所や被害の大きさに関係していたことがうかがえます。
今後について36さんは「ボディの修理はどうするか未定です。通勤で利用しているクルマなので、早めにフロントガラスと、ワイパー下のプラスチックカバーだけは修理しようと思います」と話しており、順次修理をしいていくとのことです。
また、千葉県在住のIさんは、自宅周辺の様子を確認したうえで、次のように話しています。
「路面には雹が降り積もっているほか、音も凄く、クルマで走るのも一部困難だった状況です。そのため、一時的に止めているクルマもありました。また、車体が揺れて警報装置が誤作動したクルマもあったようです」としつつ、愛車の被害に関しては次のように話しています。
「自分が入っている保険会社の場合は雹害は保険がおり、通常事故は3等級落ちるようですが、雹害などの天候影響は1等級落ちだといいます。
また、その修理はボンネットやフェンダーなどは損傷状況によって判断は異なるといいますが、ルーフ修理の場合は切断作業が発生するため、場合によっては中古査定がつかない状態になるようです。
修理費用は、まだわかりませんが『ルーフまでやる場合は150万以上を見込んでください』といわれています。
※ ※ ※
今回の雹害は自然災害となり、完全に防ぐには屋内駐車をするしかありません。
屋外駐車の場合には、悪天候が予想される場合に屋内駐車が可能な場所に避難することの検討や、事前に自分の保険プランを確認しておくことです。
万が一の被害時には保険会社に相談をして、どのような対応をするのか検討することになります。
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ヒョウ被害にあったときは
どうなるんだろう?