第43回鈴鹿8時間耐久ロードレースの土曜日フリー走行が行なわれた。このセッションで最速となったのは#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hだった。
鈴鹿8耐の2日目は、朝方にかけて雨が降った。フリー走行前に行なわれた4時間耐久レースは、路面がウエットから乾いていく難しいコンディション。そして8耐のフリー走行時までに路面は乾き、ドライコンディションで走行に臨むことができた。
■前代未聞。MotoGPとF1の日本GPが中止に……その背景には何があったのか?
なお序盤6分の段階で#38 K's WORKS RACINGの転倒があり、18分ほどセッション中断を挟むことになった。
この時点で#33 Team HRCや#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H、#7 YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCなど予選で上位に並んだチームは、わずか2周の計測ながら2分6秒台にタイムを入れてくるなど、抜きん出た速さを発揮していた。
赤旗で走行時間が削られてしまったこともあり、各ライダーがコースオープンを待ち構え、ピットレーン出口に殺到した。
しかし再開直後、イケル・レクオナの走らせる#33と#89 CLUBNEXT&HondaDreamTAKASAKIが転倒。レクオナはすぐにマシンを起こして走行を再開したが、カウルには多少の破損が見られ、そのままピットへと戻った。
その後も転倒が相次ぎ、200Rシケインで#10のジョナサン・レイがアタックに入っていたところでクラッシュ。レイはスクリーンなどが破損したマシンをピットへと持ち帰っている。なおこの転倒でコース脇のクラッシュパッド調整が必要になり、再び赤旗となってしまった。
2度目の赤旗が解除された頃には、すでにセッション時間は残り9分もない状況に。後に行なわれるトップ10トライアルに向けての調整という点では、マシンにダメージを与えてしまったため、HRCにもカワサキにとってもベストとは言えない状態だろう。
さらに悪いことに、残り時間5分で3度目の赤旗が振られる事態となってしまった。日立アステモシケインで#5 F.C.C. TSR Honda Franceのジーノ・リアが転倒してしまったのだ。
結局この赤旗をもってフリー走行は終了が決定。周回数は8周が最大と、トップ10トライアルに向けたセッティングの煮詰めや、10番手以下のチームの決勝に向けた作業を行なうには、厳しいセッションとなってしまった。
トップタイムは#10 カワサキが記録した2分6秒726。2番手に#7 YARTが2分6秒888で続き、3番手に#33 HRCの2分6秒931と予選上位勢が順当に並んだ。
このあとは予選トップ10のチームから、それぞれ2名のライダーが出場し上位10グリッドを決めるトップ10トライアルが行われる。なお前回大会は台風接近の影響でトップ10トライアルが中止となっていたため、こちらも久しぶりの実施となっている。
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