もくじ
ー テスト用プロトタイプを製造
ー コンフィギュレーター提供開始
ー 年産500台程度に
ー ハッチバック「2」2020年発売
ー 月極め契約を開始
テスト用プロトタイプを製造
ポールスター「1」のプロトタイプの製造が現在スウェーデン・ヨーテボリで開始された。来年には中国で正式な生産が開始される。
一般向けの生産を前に、34台のプロトタイプがハンドメイドされているとのことだ。これらは走行テストやクラッシュテストなどに使われる。
ポールスターのトーマス・インゲンラートCEOは、「プロトタイプの製造開始は、ポールスター1の開発がさらに一歩先へと進んだことを意味します」と語った。
このクルマは2013年のフランクフルト・モーターショーでボルボ・コンセプト・クーペとして登場し、昨年の上海ショーでポールスター1として再び展示された。そして今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは走行状態が確認されている。
コンフィギュレーター提供開始
先日、1のオンライン・コンフィギュレーターが公開され、いくつかのオプションや外装色を組み合わせて確認することができる。ポールスターはコンセプトモデルで用意されていたものに近いカスタマイズオプションを提供するようだ。
ボルボが始めて発売するパフォーマンス・ハイブリッドである1は、2019年中盤に発売され、欧州での価格は15万5000ユーロ(2017万円)となる。また、月額契約方式での購入も可能だ。
ポールスターによれば、この価格はこのモデルの市場での立ち位置を示しているという。これはテスラ・モデルS P100Dよりもおよそ8000ポンド(119万円)上乗せされている。
1のテストや開発は北極圏を中心に行われている。-28℃に達する極寒地におけるドライブトレイン、バッテリー、トルクベクタリングシステムの動作を確認することが目的だ。
年産500台程度に
1は2月のジュネーブ・モーターショーで欧州デビューを飾り、現在はブランド確立のため世界巡業中だ。生産が開始されれば、年間500台程度が販売される予定となっている。
ポールスターによれば予約受付前の段階ですでに6000人超の顧客が興味を示しているとのことだ。
このモデルはボルボS90のプラットフォームをベースとし、オールカーボンのボディを纏っている。フロントに搭載された2.0ℓターボエンジンと、リアアクスルの2基のモーターにより600psを発揮する。
欧州での展示を終えたのち、米国や中国でも展示される予定だ。すでに成都のボルボ工場付近にカーボン部品にも対応する専用の生産拠点が建設中だ。
ハッチバック「2」2020年発売
ボルボのデザインディレクターも兼務するインゲンラートによれば、ポールスターはボルボの「技術面における先鋒」であり、今後は電動パフォーマンスカーのみを発売するという。
ポールスターでは2020年にハッチバックサルーンの「2」の発売を控えている。これは40.2コンセプトと強い関連を持つモデルだ。さらにその後にはSUVの「3」が発売される。
この「2」はより小型のCMAプラットフォームを使用し、ボディはスチール製となる。2019年に生産が開始され、2020年に発売されるとのことだ。左ハンドルと右ハンドルの両方が用意される。
ポールスターはそのパワートレインを今のところ確定していないが、前後に1基ずつの合計2基のモーターとなる可能性が高い。その価格は4万ユーロ(520万円)程度からとなり、通常の運転で320km以上の航続距離を持つ。
月極め契約を開始
一方、「3」は斬新なスタイルのロールーフSUVであり、次世代型SPAプラットフォームにアルミとスチールのボディを搭載する。2022年に発売され、成都で生産されるとのことだ。
これらの3モデルが発売された後は、ポールスター全体で年間8万~9万台を販売することになるだろう。インゲンラーとによれば、ボルボで発売しにくいセグメントに対応するモデルをさらに追加する可能性もある。
型破りな新モデルの開発だけではなく、ポールスターは自動車の所有形態の改革にも取り組んでいる。従来型の顧客とディーラーの関係ではなく、保険やメンテナンス費用も含まれた月極め契約も提供する。
ポールスターの商業ディレクター、ジョン・グッドマンによれば、英国8カ所を含む世界80の拠点でポールスター車を販売するとのことだ。
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