I-PACE、フォーミュラEをサポート
ジャガーは、電力で走るSUV「I-PACE」のレース版をフランクフルト・モーターショーで公開した。
まとめ ジャガー・ランドローバー「Tech Fest 2017」 11の発表
開発を請け負ったのは、スペシャル・ヴィークル・オペレーション(SVO)。2018年以降、フォーミュラEをサポートする「eトロフィー」シリーズに参戦するためだという。2018/19年シーズンは、20台のマシンがフィールドに揃う。
サスペンションのセッティングにくわえ、固定式のリアサスペンションやディフューザーが、サーキットにあったものに換えられている。
数値は明らかになっていないが、ベースとなったI-PACEの場合、モーターは各車輪に設けられ、あわせて400psと71.4kg-mを生みだす。0-100km/hタイムはおよそ4秒。出力向上と軽量化が図られるため、もちろん速くなるはずである。
フォーミュラEのCEOも喜び
ジャガー・レーシングを率いるゲルト・モーゼルは「サーキットは、われわれの電力技術を示す、かっこうの場です」と語る。「I-PACEがサーキットで活躍できる日を楽しみにしています。また、つちかったノウハウをカスタマーにシェアできるよう尽力します」とも。
フォーミュラEを率いるアレハンドロ・アガグは「フォーミュラEのサポートレースを設けられたのは、これ以上ない喜びです。バッテリー技術の飛躍と、電力ならではの興奮を味わう機会が増えるのですから」と述べた。
I-PACE「eトロフィー」 画像11枚
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