今年インディカーにデビューしたマーカス・エリクソン(シュミット・ピーターソン)は、4月19日(金)にテキサス・モータースピードウェイで行われたテストに参加した。
このテストには、インディカーでのオーバル走行経験がないエリクソンやベン・ハンリー(ドラゴンスピード)、コルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)などが参加した。とはいえ、ハータはインディ・ライツに2年間参戦しており、オーバルでのレース経験は持っている。
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なお、同じくルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)は、3月にテキサスですでにテストを済ませているようだ。
今回のルーキーテストは、24日(水)からインディアナポリス・モータースピードウェイで行われるテストの準備として行われた。このテストには、インディ500にスポット参戦するフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)やエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)を含む、全28台が参加する予定だ。
エリクソンは、テストを終えた感想をmotorsport.comに次のように語った。
「本当に楽しんだし、良かったと思う。僕がこれまでやってきたこととは全く違った」
「マシンのことを本当に信頼する必要があるので、最初はとても難しかった。『言うは易く行うは難し』だ……僕が予想していたものとも違っていたし、慣れるのに少し時間がかかった」
「だけど昼休みの後には、より快適に感じられるようになった。とても興味深い1日だったし、収穫もたくさんあった」
今季すでに4戦を消化しているインディカーだが、これまではいずれもロードコース、またはストリートコースでのイベントだった。全日本F3やGP2、F1へとシングルシーターのキャリアを進んできたエリクソンにとって、オーバルでの走行は全く”未知の経験”だったようだ。
「正直、1日の前半はマシンに何が起こっているのか、本当によく分からなかったんだ! 学ぶべきことはたくさんある。チームから『どんな感じだ?』と聞かれても、僕に言えるのは『分からない。これまでと違うって感じるだけだ』ってことくらいだった」
「でも1日の終わり頃になると、フィードバックできるようになった」
「初のオーバルテストだったので、マシンのリヤをしっかりと感じられるように、チームはマシンを通常よりも強いアンダーステアに設定していた。かなり風が強かったけど午前は約60周、午後は約85周を走った」
彼は、チームメイトであるジェームス・ヒンチクリフと負傷からの復帰を目指しているロバート・ウィケンスから助言をもらっていたという。
「ジェームスは一緒にいたし、テストの前にはロビー(ウィケンス)と話をした。彼らはターン3と4は問題ないけど、1と2はトリッキーだと言っていた。ターン3から4は早い段階でバンクが始まるからターンインから感触が良いけど、ターン1と2は向きを変えるのに苦労していた。だけど最終的には良い感触を持てるようになった」
オーバルコースでは左にしかステアリングを切らない。そのため、あらかじめストレートではステアリングをわずかに右に切った状態に設定しておき、ターンインするにつれて力を抜くことでマシンが曲がっていくようなセッティングをするドライバーも多い。
エリクソンも、そのセッティングを試しそれほど違和感はなかったとのことだが、最終的には通常のロードコースと同じようなステアリングの設定を選んだと明かした。
インディ500に向けては、トラフィックの中でのマシンの状態など、まだまだやるべきことが多いと、エリクソンは語った。
「どのラインが最も速くて、そのラインがロングランでタイヤに優しいのかなど、色々なことを試すのは、インディ(テスト)まで待たなければいけない」
「乱気流についても同じだ。今回、コルトンとベン・ハンリーもいたけど、お互いのすぐ後ろで走ったりはしなかった。それが僕にとって次の大きなステップになるだろうね」
「オーバルを快適に感じられるようになったから、トラフィックの中でのドライブを学ぶ必要がある」
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