ブガッティの歴史を思い起こさせるシロンの特別モデル「ブガッティ シロン スーパースポーツ ゴールデンエラ」登場！

ブガッティ シロン スーパースポーツ ゴールデンエラ： ゴールデンエラ=黄金時代。ブガッティの歴史を思い起こさせる新しいシロンの特別モデル。ブガッティでは、顧客からの入念なリクエストは珍しいことではない。「ゴールデンエラ」によって、ブガッティは特別なワンオフモデルを顧客に届ける。

ブガッティにとって、顧客の個別の要望やカスタマイズされた車両は珍しいものではない。特別に製作されたこのワンオフモデルは、ほとんど無限のパーソナライゼーション（「シュールメジュール」）に応えて製作された。その結果、「ゴールデンエラ（Golden Era=黄金時代）」と名付けられた。

このケースでは、ブガッティの歴史と「W16」エンジンの複雑なエンジニアリングに造詣の深いブガッティコレクターが、そのビジョンを提案した。彼は、内燃エンジンのデザインに敬意を表して「シロン スーパースポーツ」を選んだだけでなく、その開発に至った歴史にも敬意を表したかったのだ。

このビジョンがブガッティに提示されると、デザインチームは、ブガッティの最も記憶に残る特別な作品を通して表現される、ブガッティを特別なものにしている本質を捉えた提案を開発した。

ボディワークの手描きスケッチ

まずはルックスから。「シロン スーパースポーツ」のボディ形状はそのままに、塗装は丹念に磨き上げられている。カラーグラデーションは印象的で、フロントはブラックにゴールドのメタリックフレームをあしらった"Golden Era"、リアはマットなゴールドを基調としている。

しかし、最もエクスクルーシブなディテールは、ボディに手描きで描かれた過去の様々なブランドアイコンの45枚のスケッチだろう。ブガッティの歴史とモデルの移り変わりをより強調している。

運転席側のドアパネルには最近の歴史から3つのモデルが、助手席側にはさらに3つのクラシックカーが描かれている。ドアシルのトリムも同様で、左側には1987年から2023年まで、右側には1909年から1956年までが描かれている。センターコンソールの中央には「One of One」の文字がゴールドで記されている。

1600馬力と440km/hの最高速度

パワートレイン面でもサプライズはない。パッセンジャーセルの後ろにあるのは、4つのターボチャージャーを備えた強力な「W16」エンジンで、スーパースポーツでは1600馬力のピークパワーと1600Nmの最大トルクを発揮する。その加速は驚異的で、440km/hでようやく停止する。これは電子的に「スピードキー」によってのみ制限される。

ブガッティは、この特別なワンオフモデルが顧客にもたらした費用を明らかにしていない。しかし、ひとつだけ明らかなことがある： ブガッティオーナーたちの多くはこのような高度なカスタマイズにお金を払うことを厭わないからだ。「シロン スーパースポーツ（完売）」のベース価格は380万ユーロ（約6億円）であり、このクルマはほとんどの人にとって夢のままである。

Text: Sebastian Friemel Photo: Bugatti

Comments

ﾃﾞｰﾝﾃﾞﾚﾚｰﾚﾚﾚｯﾚ♪

はいっという事で購入させて頂きましたっ。(ドヤっ)

まあでもヴェイロンもシロンも既に持ってるけどね。

ターバン巻いた金持ちが好きそうな車だ。