ミサノ・サーキットで開催中のMotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP。雨となったこのフリー走行3回目をトップで終えたのは、プラマックのヨハン・ザルコだった。
今シーズン2度目となるミサノ・サーキットでのレース。週末は雨模様で始まり、初日のFP1とFP2はともにウエットコンディションで実施された。2日目以降に向けては、天候が回復するという予報もあったが、これは的中せず。FP3も雨が降るなか、フルウエットの路面で開始された。
■クアルタラロ、初日16番手も苦手“ウエット”の改善に満足「大きく前進できている」
各ライダーがコースに向かう中、開始数分でロレンソ・サヴァドーリ(アプリリア)がターン1で転倒してしまった。気温15℃、路面温度14℃と寒いコンディションなだけに注意が必要だ。
路面にはかなりの水が乗っていたが、ライダー達は積極的に走行。序盤15分ほどで、FP2で記録した自己ベストを上回るライダーが多数出てきた。
中でもマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、ヨハン・ザルコが記録した初日トップタイムの1分41秒305に迫るタイムをマーク。その他にもミゲル・オリベイラ(KTM)やザルコなどが僅差のタイムを記録していた。
ジャック・ミラー(ドゥカティ)も、自己ベストを1分41秒203まで更新。予選Q2への直接進出を決定する総合タイムトップ10入りを争う終盤のアタック合戦が激しくなる予感を感じさせた。
その後はオリベイラ、そしてホルヘ・マルティン(プラマック)が1分40秒台のタイムを記録。マルティンがトップで、セッションは終盤へと入った。
残り時間5分を切りアタック合戦が始まると、ザルコが1分40秒384をマークしてトップタイムを更新した。
マルケスやチームメイトのポル・エスパルガロらが、自己ベストを更新する速さを見せていたが、トップタイムには届かず。ザルコが首位でFP3を終えた。なお2番手はマルティン、3番手にはミラーとドゥカティ勢がトップ3に並んでいる。
一方、タイトル獲得の可能性があるファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は終盤のアタックも不発に終わり、15番手タイムでセッションを終了。彼を52ポイント差で追うフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)も11番手タイムに留まる結果となった。
予選Q2へ直接進出となるFP3までの総合トップ10は、ザルコ、マルティン、ミラー、オリベイラ、マルケス、ポル・エスパルガロ、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ダニーロ・ペトルッチ(テック3)、ルカ・マリーニ(エスポンソラマ)だ。
タイトル争いの主役であるクアルタラロとバニャイヤは、揃ってQ1から予選を始めることとなってしまった。
日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)は、最終的に19番手タイム。こちらも予選はQ1からのスタートだ。
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