いすゞ、路線バス2車種改良 感染症対策キット発売

　いすゞ自動車は、大型路線バス「エルガ」と中型路線バス「エルガミオ」を改良して発売した。ＩＳＳ（アイドリングストップ＆スタートシステム）のモメンタリースイッチなどの採用により燃費性能を向上し、全車型で２０１５年度重量車燃費基準を達成した。エルガミオにはオートマチック・トランスミッション（ＡＴ）車を新規設定した。

　シリーズ全体の目標販売台数は年８００台。価格はエルガ＝写真＝が２７５８万３６００円、エルガミオは２４３６万３９００円（いずれも消費税込み）。従来との価格差は約４０万円高。

　合わせて、新型コロナウイルスの感染予防に向け、路線バス用に運転席の飛沫感染防止対策商品を発売した。運転席と座席の間に仕切りを設置して飛沫感染を抑制する。