F1第4戦スペインGPのフリー走行3回目がカタルニア・サーキットで行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。
快晴のバルセロナは気温23度、路面温度37度というコンディション。60分のセッションがスタートしても、しばらくはコースインするマシンがいない時間が続いたが、アルピーヌのフェルナンド・アロンソがまずコースイン。ただひとりミディアムタイヤで周回を重ねた。
その後は徐々にコース上の台数も増えていき、予選や決勝に向けて各車ソフトタイヤやミディアムタイヤで走行。レッドブル勢はミディアムタイヤ、メルセデス勢はソフトタイヤで走行を開始した。何度かアタックを行ない、マシンのバランスやパフォーマンスを確かめた。
残り時間が20分ほどになると、各車が新品のソフトタイヤでコースインしていき、予選前最後のシミュレーションを実施。タイムシートのオーダーは次々と変動していった。アルファロメオのキミ・ライコネンが右リヤタイヤをパンクさせ、スロー走行でピットに戻った他、ランド・ノリス(マクラーレン)がターン10で挙動を乱し、グラベルに飛び出すシーンもあった。
それ以外に大きなトラブルはなく、60分のセッションが終了。トップタイムをマークしたのは、フェルスタッペンとなった。
セッション終盤にアタックしたフェルスタッペンは、最終コーナーでわずかに挙動を乱しながらも1分17秒835をマーク。初日フリー走行ではうまくアタックをまとめることができていなかったが、FP3でようやくその実力を見せつけた。
0.235秒差の2番手に続いたのはメルセデスのルイス・ハミルトン。セクター3ではフェルスタッペンより速いタイムを記録したものの、セクター1とセクター2ではフェルスタッペンに差をつけられた。予選を前にミディアムタイヤを温存しており、ミディアムタイヤで予選Q2を突破する狙いがありそうだ。
3、4番手にはフェラーリのシャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.が続いた。5番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)を上回り、メルセデス勢の間に割って入った形だ。今季これまでマクラーレンと激しい争いをしているフェラーリだが、今回は一歩先んじているようだ。
サインツJr.とボッタスの差はわずかだが、それ以降も大接戦。6番手となったノリスと13番手のエステバン・オコン(アルピーヌ)のタイム差が0.206秒とひしめき合っており、予選Q3を目指す争いはひとつもミスが許されない厳しいバトルとなりそうだ。
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、各車が2セット目のタイヤに交換するため一旦ピットに戻ったタイミングでただひとりコースに残り、12周使ったミディアムタイヤで自己ベストを更新する場面も。ソフトタイヤでのアタックでは12番手となった。7番手となったチームメイト、ピエール・ガスリーとは0.138秒差だ。
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