ピレリは、スペイン・バルセロナで行われるF1のオフシーズンテストを前に、そこで使用されるタイヤのマーキングを発表した。
2018年はドライタイヤに7種類のコンパウンドを用意していたピレリ。それぞれのタイヤは異なる色でマーキングされていた。
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5種類のコンパウンドが使用される2019年は、この分かりにくい”レインボー”マーキングを廃止。各レースに持ち込まれる3種類のタイヤを、硬い方から白、黄、赤でマーキングすることになった。
オフシーズンテストではマーキングに変更が施され、3色のカラーで5種類のコンパウンドを区別し、マシンがどのタイヤを使用しているか判断できるようになるという。少々分かりにくいようにも思えるが、シーズンに入ってしまえば5種類のタイヤが使われることはないため、暫定的な措置ということだろう。
最も硬いタイヤ(図のコンパウンド1)は、白色のマーキングが施されるが、タイヤのサイドウォールに沿ってラインが入っていない。最も軟らかいタイヤ(同コンパウンド5)も同様で、赤色のマーキングにラインなしとなっている。
その中間に当たるタイヤ(同コンパウンド2~4)については、従来使用されていたマーキングで白、黄、赤に塗り分けられる。
昨年と比較した場合、最も硬いコンパウンドは2018年のハード、最も軟らかいコンパウンドは2018年のハイパーソフトと同じものだという。 2018年のタイヤコンパウンドから一度も使用されなかった”保険用”のスーパーハードを除外し、残った6種類を5種類に絞っているため、わずかながら各コンパウンドの違いが大きくなっていると思われる。
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