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メルセデス・ベンツ新型SUV「EQS SUV」これぞSクラスなラグジュアリーEV

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メルセデス・ベンツ新型SUV「EQS SUV」これぞSクラスなラグジュアリーEV

輸入車 [2023.07.04 UP]


メルセデス・ベンツ新型SUV「EQS SUV」これぞSクラスなラグジュアリーEV

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MERCEDES-BENZ EQS SUV【グーワールド コラム/新車】

文と写真●ユニット・コンパス
問い合わせ:メルセデスコール TEL:0120-190-610
URL:https://www.mercedes-benz.co.jp
(掲載されている内容はグーワールド本誌2023年8月号の内容です)


ついに登場したメルセデスのラグジュアリー電気SUV
 電気自動車への大転換を打ち出したメルセデスにとって、ラインアップの拡大は急務だ。ライバルたちはすでに最上級クラスの日本導入を果たしているだけに、EQS SUVの登場は各方面にとって待ち遠しいものだったに違いない。

 ニューモデルEQS SUVの立ち位置は非常にわかりやすい。先だって日本に導入されたEQSのSUV版である。完全電気自動車であることを示す「EQ」+「車格」+「ボディタイプ」という新しい命名ルールは、新規ユーザーにとっても明快に映ることだろう。「S」はスペシャルの頭文字で、メルセデスのフラッグシップであることを象徴する。

 このクルマのトピックは、SUVボディを採用したことでセダンタイプのEQSより室内空間が広く、3列7人乗りを実現していること。

 ロードクリアランスは175mmと十分。また、ヘッドクリアランスは、EQSよりもさらに50mmゆとりがあるという。当然、車体が大きくなったぶん車重も2900kgとスーパーヘビー級で、EQS比で300kgほど重くなってしまったが、航続距離は593km(EQS 450 4MATIC SUV、WLTCモード)を確保。EQSの700km(EQS 450+、WLTCモード)よりは短いものの、十分以上に実用的な航続距離を確保していることになる。

 航続距離の決め手となるのが大容量バッテリーの搭載だが、これはホイールベースを長くとったEV専用プラットフォームを採用したことで実現。一方でそうなると心配なのが取りまわし性能だが、EQS SUVでは後輪操舵であるリア・アクスルステアリングを標準装備して対処している。これにより最小回転半径は5.1mとコンパクトカー並みの数字だ。タイヤから前の車体部分が短いので、実際かなり使いやすいだろうと想像できる。また、標準装備されるエアサスにより、走行シーンに合わせて車高は自動的に最適化される。ドライブモードに「OFFROAD」モードが備わるのはSUVらしいところ。資料によればかなり本格的な内容で、そうしたところにも最高峰を感じる。

 インテリアに目を移すと、EQS同様の先進的でラグジュアリーな空間が広がる。目を引くのが、ダッシュボード全面がディスプレイのように表現されている「MBUXハイパースクリーン」。もはやSUVに最高級セダン同等の装備と快適性が施されても驚かなくなってきた。そういう時代だ。

 このように、EQS SUVは、電気自動車のSクラスを名乗るのにふさわしい内容を誇る。もはやEVであることをアピールする時期は過ぎ、その内容で勝負するステージに突入したのだろう。


EV専用プラットフォームを採用することで、長いホイールベースのなかに大容量のリチウムイオン電池を搭載。大人7人が快適に過ごせる空間と両立した。

インテリアは上質かつ先進的な仕立て。ダッシュボード全面にスクリーンが広がる「MBUXハイパースクリーン」を採用。2列目シートは130mmの電動スライドを標準装備し、3列目へのアクセスを手助けする。

紹介を行ったメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長。会場となったは、世界初の電気自動車専売ディーラーとして昨年12月にオープンした「メルセデス EQ横浜」。今年中に東京にもEV専売拠点をオープン予定。
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みんなのコメント

1件
  • もともとEVって環境保護の観点から生まれたカテゴリなのに、こんなにデカくて、重くて道路を痛めつける車って本当に必要なのか?バッテリーだって劣化して、廃棄時の取り扱いだって簡単じゃないのに。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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