ホンダの子会社であるホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)が、2028年に向けて新型の小型ビジネスジェット機を製品化することを発表した。
HACIの小型ビジネスジェット機であるHondaJetは、2015年からデリバリーがスタート。その後HondaJet Eliteなど改良版が発売され、航続距離など飛行性能を伸ばしてきた。
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そんな中HACIは、2021年にアメリカで開催されたビジネス航空機ショー「ナショナル・ビジネス・アビエーション・アソシエーション」にHondaJet 2600 Conceptを展示。この展示で、「市場におけるニーズの高さを確信」したことから、HondaJet 2600 Conceptをベースとした新型小型ジェットの製品化を決定したという。
この新型ジェット機は、定員が最大11名と、HondaJetの7名から大幅に増やされている。さらに小型ジェット機としては、世界で初めてアメリカ大陸をノンストップで横断できる航行距離を達成するという。これらは、主翼の上にエンジンを搭載するHondaJet独自のレイアウト、自然層流翼型・ノーズ、コンポジット胴体を進化させたことで実現したという。エンジンはウイリアムズ・インターナショナルとロールス・ロイスが製造するウイリアムズFJ44-4Cとなり、通常のライトジェット機よりも20%以上燃費が向上しているという。
HACIによれば、この新型ジェット機の製品化に向けてエンジンやアビオニクス、胴体などの主要サプライヤーとの契約を締結。2028年頃にアメリカ連邦航空局(FAA)の型式証明を取得することを目指し、開発を進めていくという。
HACIの山﨑英人取締役社長は、今回の発表に際して次のようにコメントを寄せた。
「新型小型ビジネスジェット機の製品化によるライトジェット機カテゴリーへの参入は、ホンダの新領域である『空のモビリティ』への新たなチャレンジです」
「これまでに培ってきたホンダ独自の航空機向け先進技術のノウハウを生かし、持続可能な社会の実現と人々の生活の可能性を拡げる喜びを提供していきたいと思います」
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