【MotoGP】ホンダ、マルク・マルケス後任としてルカ・マリーニの起用を発表。2025年までの2年契約

　ホンダは2024年シーズンのレプソル・ホンダのライダーとして、元VR46のルカ・マリーニを起用すると発表した。

　ホンダは今年10月に長く在籍していたマルク・マルケスとの契約を早期終了することで合意。シーズン終盤になってマルケスの後任ライダーを探さなくてはならなかった。

　当初はグレシーニのファビオ・ディ・ジャンアントニオが候補と見られていた。しかし後にマリーニが本命だとされるようになり、早ければ最終戦バレンシアGPで発表が行なわれると見られていた。

　バレンシアGP開催期間中には、マリーニのVR46離脱が発表され、あとはホンダの発表を待つのみとなっていた。そしてグランプリ終了後の27日（月）にホンダはマリーニのレプソル・ホンダ加入を正式発表した。

　なお契約期間は2024年からの2年間とされている。

　MotoGP界のレジェンド、バレンティーノ・ロッシを異父兄に持つマリーニは、2021年にMotoGP最高峰クラスへ、その兄のチームであるVR46チームから参戦。これまでにポールポジションを2回獲得し、決勝レースでも2回表彰台を獲得している。

　これまでグリッドでも最良のマシンとされるドゥカティを走らせてきたマリーニが、苦戦中のホンダでどんな走りを見せるのか、まずは28日（火）のポストシーズンテストが注目を集めることになるだろう。