MotoGP第18戦タイGPのMoto3クラス決勝レースが行なわれ、ダビド・アロンソ(CFMOTO Gaviota Aspar Team)が勝利。軽量級の年間最多勝利数を更新した。
舞台となるチャーン・インターナショナル・サーキットは、土曜日まで良い天気だったものの、決勝日になって悪化してしまい、朝方にかけて雨がコースを濡らした。
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Moto3クラス決勝時刻に向けて雨は降り止んだものの、コースはウエット。今週末初めてのウエットコンディションとなったことが考慮され、レースは12周へ減算されることが決まった。
なおウエットレース宣言がされつつもコースは走行ラインが乾きつつある状況。上空にはまだ薄暗い雲の姿もあり、タイヤチョイスが難しいコンディションにあった。
ポールポジションを獲得したのはジョエル・ケルソ(BOE Motorsports)。そして2列目4番手には日本人ライダーの古里太陽(Honda Team Asia)が並んだ。
決勝レースがスタートすると、大きな混乱はなく上位グリッドのライダーが順当にレースをリード。ケルソを先頭に、コリン・ベイアー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)、古里、アンヘル・ピケラス(Leopard Racing)、ダビド・アロンソまでの5名がトップ集団を形成した。
なお彼らはドライ用のタイヤを選択しており、ほぼ全てのライダーがスリックタイヤをチョイス。レインタイヤは1名のみという状況だった。
トップを巡る争いではアロンソがケルソを抜いて先頭に浮上。同時に後方のライダーも追い上げていて、トップ集団は7台まで拡大した。
レース5周目には一部のマーシャルポストで降雨を知らせるレッドクロス旗の振られる状況に。ただ大きくペースが下がることはなかった。
5周目には古里がアロンソを攻略してトップが交代。古里は一度トップに立つと、チャンスと見たかプッシュし、ペースを引き上げた。そして2番手を巡ってアロンソとアドリアン・フェルナンデス(Leopard Racing)らがバトルを繰り広げていたこともあり、7周目には古里が約0.7秒の差をつけた。
一方で2番手を守りきったアロンソは、古里を逃さないとばかりにプッシュ。ファステストラップを更新しながら古里を追いかけ、8周目にはギャップを0.2秒差まで縮めている。
アロンソの勢いはとまらず、8周目の最終コーナーで古里をオーバーテイクしてトップに返り咲いた。
アロンソはトップに立った後、ライバルたちを引き離すことはできず、上位5台が団子状態でラストラップへ入った。
ラストラップ、アロンソはターン3でイヴァン・オルトラによるオーバーテイクを許してしまったが、続くターン4で軽く抜き返してトップを維持。そのままコース後半は後続を抑えきり、今季12勝目を挙げた。なお12勝目は軽量級クラスにおいてバレンティーノ・ロッシの所持していた最多勝利数(11勝)を更新するものだ。
表彰台争いは最終コーナーまで続いた結果、ルカ・ルネッタ(SIC58 Squadra Corse)が2位、ベイアーが3位を獲得した。
古里は最後まで表彰台を争ったが、最終コーナーの立ち上がりでベイアーと接触があり転倒……フィニッシュラインは通過したため、記録は5位となった。クラッシュ後には足を痛めたような様子を見せていて、その後メディカルセンターでの検査へ向かった。
残る日本人ライダーは、鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)が10位、山中琉聖(MT Helmets - MSI)が11位となった。
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