ホイール/サスペンション/クラッチ/ブレーキパーツなどの開発/販売を行うアドバンテージ。自社開発パーツの中でも、モトGP/ワールドスーパーバイク/全日本ロードレースなどのレースフィールドで高く評価されているのが「ダイレクトドライブレーシングディスク」だ。
CT125ハンターカブ 自分仕様のオリジナルパーツを作ってみた〈サイドカバー&リヤサス編〉
ワールドクラスのレースフィールドで高く評価
アドバンテージでは、FCC/NISSIN/KYBといったブランド製品を取り扱いながら、独自設計のEXACTなどオリジナルブランド製品の開発も積極的に行っている。そうした自社開発パーツのひとつ「ダイレクトドライブレーシングディスク」は、モトGP/ワールドスーパーバイク/全日本ロードレースなどのレースフィールドで高い評価を獲得している。
一般的なフローティングローターのインナーとアウターローターは真円のピンで組み立てられている。ピンとローターのクリアランスが小さいと、熱の影響がインナーとアウターに同時に加わり歪みが出やすい。一方でクリアランスが大きいと、アウターの熱は伝導しにくい反面、ピンとローターが点で接するため(直径が異なる2つの円が内接する際は点接触となる)、アウターローターの歪みや逃げを管理できずハードブレーキング時にパッドを押し戻す可能性がある。
ダイレクトドライブレーシングディスクは、アウターローターの内側をツノのように伸ばしたTドライブとして、凹形状にポケット加工されたインナーローターと組み合わせるのが特徴。Tドライブとポケットが点ではなく面で接触するため、温度変化に対する安定性が高く、直径方向の逃げを確保しながらスラスト方向の動きを抑制できる。それが世界トップクラスの多くのライダーから信頼されている要因だ。
様々な車種用のダイレクトドライブレーシングディスクがラインナップされている中、今回は新登場したカワサキ ニンジャZX-25R用ディスクを紹介する。
―― 【アドバンテージ ダイレクトドライブディスク】 ●価格:セミレーシング8万2500円 レーシング9万3500円(ともに1枚分)
―― Tドライブとポケットが面で接触し、アウターローターとドライブは素材も膨張率も同じなので、スラスト方向を規制しながらラジアル方向に逃がす設計が可能になった。裏側はプレートで押さえられて遊びはほぼゼロ。
カラーやブラケット不要でニンジャZX-25Rにボルトオン装着できるブレーキキャリパー
アドバンテージ自慢のダイレクトドライブレーシングディスクに、さらにモノブロックのNISSINキャリパーを合わせて、話題の250cc4気筒モデルの足まわりをグレードアップしてみてはいかがだろうか?
―― 【アドバンテージ NISSIN ラジアルモノブロックキャリパー】●本体色:ブラック ●価格:4万9500円
―― カラーやブラケット不要でニンジャZX-25Rにボルトオン装着が可能な、NISSINラジアルモノブロックキャリパー。剛性の高さは折り紙付きで、純正のKawasakiロゴキャリパーに比べて圧倒的にレーシーなイメージだ。
―― 独自のステンレス鋼は成分の違いでセミレーシングとレーシングを設定。製品化後も性能向上に余念のないアドバンテージ中西社長。
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みんなのコメント
ノーマルでさえ必要以上の物が付いている。