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「待望の最新モデル」魅力はeパワー×プロパイロットなど盛りだくさん!! 先進的な新型日産キックスの詳細解説

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「待望の最新モデル」魅力はeパワー×プロパイロットなど盛りだくさん!! 先進的な新型日産キックスの詳細解説

ラインアップは2グレード構成。フロントマスクは精悍Vモーション

 日産キックスが登場した。キックスは、電動パワートレーン、eパワーを採用した新型SUV。実質的にはジュークの後継車だ。走りとスペース性を大幅に向上させて、幅広いユーザーにアピールするオールラウンダーに仕上げた。車種展開は、標準仕様のX(275万9900円)と充実装備のXツートーンインテリアエディション(286万9900円)の2タイプ。駆動方式はFF専用。生産はタイ日産が担当する。

「新型ハリアーはライバル不在?」タフな作り込みが好評の日産エクストレイルは対案になり得るのか

 エクステリアは、アクティブで個性的な造形。最新日産車共通のダブルVモーショングリルや特徴的なフローティングルーフ処理、シルバー塗装のルーフレールを採用。力強さとスタイリッシュな存在感を表現した。ヘッドライトはシグネチャーランプ付きLED。シャープな造形が引き締まった印象をアピールする。

 ボディカラーはモノトーン9色、ツートーン4色の全13タイプ。イメージカラーは鮮烈な印象のプレミアムホライズンオレンジとブラックの組み合わせ。内装色に設定したオレンジタン&ブラックと相まって、スポーティで上質な印象をアピールする。

 ボディサイズは全長×全幅×全高4290×1760×1610mm。ホイールベースは2620mm。ライバルとなるトヨタC-HR(同4385~4390×1795×1550mm/2640mm)やホンダ・ヴェゼル(同4330~4340×1770~1790×1605mm/2530mm)と比較して、全長と全幅はややコンパクト。全高は少し高い。ホイールベースは同等だ。実質的な前任車となるジューク(同4135~4165×1765~1770×1550~1570mm/2530mm)比で、ひと回り大型化している。


シートは快適なゼログラビティ設計。個性的なツートンインテリアを設定

 インテリアは、モダンプレミアムな室内空間を創造。メーターや各種コントロール系を機能ごとにグループ化して操作性を高めた。徹底した作り込みで上質性を追求。インパネ表面はステッチ入りソフトパッド仕上げ。ステアリングは本革巻きDシェイプを装備する。

 シートは快適な座り心地を追求した「ゼログラビティ」設計。表地はXが合成皮革とファブリック仕様。カラーは、鮮烈なブラック仕上げ、Xツートーンインテリアエディションはフル合成皮革仕様。鮮烈なコントラストがファッショナブルな印象を与える。ツートーンエディションは前席シートヒーターやステアリングヒーターが標準装備になる。

 キャビンスペースは室内長×幅×高1920×1420×1250mm。使い勝手と快適性を最大限に重視。ワイドなフロントウィンドウ見開き角と低いウエストラインにより、開放感ある前方視界を実現した。着座時の後席空間はニールームが600mm、ヘッドルームは85mmを確保し、大人がゆったりくつろげるスペースを構築した。ラゲッジルームはクラストップレベル。後席使用時の容量は423リッター。Mサイズのスーツケースが4個積める。後席シートバックはワンタッチで倒せる6対4分割式だ。

eパワーの最大出力はノート比20%アップ! 力強い走りと静粛性を追求

 パワートレーンは「エンジンで発電、モーターで走る」eパワー・システムを採用。HR12DE型1198cc直列3気筒DOHC12Vガソリンエンジン(82ps/103Nm)+EM57型モーター(129ps/260Nm)+リチウムイオン電池の組み合わせは、ノートeパワー用を大幅に改良した。駆動機構はFF。燃費性能はWLTCモードで21.6km/リッター、JC08モードで30.0km/リッターだ。

 eパワーの最大出力は、ノート比で約20%向上。走行シーンを問わない力強い加速と高い静粛性、アクセル操作だけで加速から減速まで意のままに行える「ワンペダルドライビング」を実現した。

 シャシーは、車体剛性を高めたプラットフォームに、専用セッティングの前ストラット/後トーションビームのサスペンションをセット。優れた安定性と操縦性を追求した。最小回転半径はクラストップレベルの5.1m。最低地上高は170mmの設定である。

 高速道路での長距離運転と渋滞という2大ストレスを軽減する運転支援技術、プロパイロットを全車に装備。カメラに加えミリ波レーダーを装備し、より遠くの先行車の状況を検知する。インテリジェントエマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストを標準化。全車がセーフティサポートカーS〈ワイド〉に該当する。万一の事故の際の自動通報はもちろん、あおり運転や急病などの緊急事態にも対応する「SOSコール」により安心度も高い。

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