スズキは、11月5日に開幕する世界最大級のモーターサイクルショー「EICMA」(通称ミラノショー)に、2025年モデルの新型車を多数出展。注目は、黒と黄色のカラーリングをまとった『GSX-8R CUP』、そして同じレーシングカラーを採用した『スイフト8R』だ。
スズキは今回のショーで、『GSX-S1000GX』『GSX-S1000GT』『ハヤブサ』『KATANA』『Vストローム 800DE』『Vストローム 800SE』『Vストローム 1050DE』『Vストローム 1050SE』『GSX-8S』『GSX-S125』『GSX-S1000』といったフルラインアップの2025年モデルを出展予定。
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さらに、サステナブルアイテムで鈴鹿8耐に挑戦した「スズキCNチャレンジ」参戦車両の「GSX-R1000R」、FIM EWC 2024世界選手権で優勝したヨシムラSERT MOTULチームの車両もイタリアでお披露目する。
そんな中で最も目を引きそうなのが、黒と黄色のレーシングカラーをまとった『GSX-8R CUP』と『スイフト8R』だ。スズキの2輪と4輪による共演が実現する。GSX-8R CUPは83馬力、78Nmを発揮する776cc 2気筒エンジンを搭載したGSX-8Rをベースとしたレーサーのプロトタイプで、サーキットでのパフォーマンスに焦点を当てたアップデートが施されている。
グラスファイバーフェアリング、テールサポート付きフェアリングキット、マッドガードとネオプレン、低められたハンドルバー、ブレーキレバーガード、調節可能なフットレスト、リアチェーンガードフィンなどが盛り込まれた。さらにアクラポヴィッチ製フルエキゾースト、ピレリ ディアブロ スーパーコルサ V3 SC1 タイヤなど「すべての要素がサーキットでのパフォーマンスを最大化するように設計されている」という。
あらゆるシチュエーションでバランスの良い走りに定評のある8Rが、サーキットでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待だ。
そして、このGSX-8R CUPと共通のカラーをまとってお披露目されるのがスイフト8Rだ。EICMAでは4輪の展示は少ないが、このスイフト8Rは「CAR OF EICMA」に認定されたことから出展となる。黒いボディをベースに、鮮やかなイエローのアクセントがおごられ、巨大な「SUZUKI」ロゴがインパクトを与えている。
スズキは、イタリア現地時間の11月5日9時30分(日本時間17時30分)、2025年のイノベーションをワールドプレビューする予定だ。
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