ヒョンデ傘下のキアは、新型コンパクトセダン『K4』を発表した。K4は、最新のテクノロジーと広々とした室内空間を特徴とし、コンパクトセダン市場での存在感を高めることを目指している。
K4の最大の特徴は、クラス最大となる室内空間だ。全長4710mm、全幅1850mmのボディサイズにより、後部座席の足元空間は965mmを確保。これはコンパクトセダンクラスでトップの数字となる。
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インテリアでは、約30インチの大型デジタルディスプレイを採用したコックピットが目を引く。このディスプレイは、キアの最上位EV『EV9』で初採用された最新のインフォテインメントシステム「Connected Car Navigation Cockpit (ccNC)」を搭載。高速処理と高画質表示が可能で、無線でのソフトウェアアップデートにも対応する。
さらに、全モデルに標準装備されるワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoにより、スマートフォンとのシームレスな連携を実現。上位グレードでは、スマートフォンやNFCカードを使用してドアの施錠・解錠や車の始動ができる「デジタルキー2.0」も用意される。
パワートレインは、2.0リットル自然吸気エンジンと1.6リットルのターボエンジンの2種類から選択可能。2.0リットルエンジンは147hp、1.6リットルターボエンジンは190hpを発揮する。トランスミッションは、2.0リットル用にIVT、1.6リットルターボ用に8速オートマチックが組み合わされる。
K4は、LX、LXS、EX、GT-Line、GT-Line Turboの5つのトリムレベルで展開される。キアは、この新型モデルによってコンパクトセダン市場での競争力を高め、若年層を中心とした新たな顧客層の獲得を目指している。
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