現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「最新スーパーカー試乗」鮮烈ロングノーズ。AMGのマルチな世界を体現したGT Cロードスターのアピール力

ここから本文です

「最新スーパーカー試乗」鮮烈ロングノーズ。AMGのマルチな世界を体現したGT Cロードスターのアピール力

掲載 更新 7
「最新スーパーカー試乗」鮮烈ロングノーズ。AMGのマルチな世界を体現したGT Cロードスターのアピール力

V8ツインターボ搭載FR。トップは3層構造ソフトトップ

 メルセデスAMG・GTシリーズは、AMGの先進性とスポーツ性をアピールするアイコニックなモデルだ。
 当初はクーペボディだけだったが、2017年秋にフルオープン仕様のロードスターが登場した。ロードスターのラインアップは標準仕様のGTと、高性能なGTCの2グレード構成。
 エンジンは、Vバンク内にターボチャージャーをコンパクトに搭載した最新の4リッター・V8直噴ツインターボを搭載する。最高出力はGTが530ps、GTCは557ps。トランスミッションは、7速のAMGスピードシフトDCTである。

メルセデス・ベンツGLBの高性能バージョン「メルセデスAMG GLB 35 4MATIC」が日本での予約受注を開始

 ロードスターで注目すべきは、リトラクタブルHTのSLクラスと異なり、ソフトトップを採用することだろう。「アコースティックソフトトップ」と名づけられており、マグネシウムとアルミニウム、スチールで構成されたフレームに3層のファブリックを組み合わせた軽量仕様。開閉はフル電動式。オープンに要する時間は11秒、50km/h以下なら走行中でも操作可能だ。

意のままのハンドリング,鋭い加速! 普段使いも楽々とこなす

 キャビンに乗り込み、エンジン始動ボタンを押す。野太く、豪快なサウンドとともにV8エンジンが目覚めた。
 ステアリングを握る手をそのまま前方に伸ばしていくと、「エンジンに届くのではないか」と錯覚するほど、V8の存在を近くに感じる。

 それゆえ、ひとたびワインディングロードを駆ければ、フロントミッドシップ車独特の、切れ味鋭く、軽快かつ剛性のあるハンドリングが楽しめる。4輪操舵システムや、電子制御ダンピングシステムが標準装備されたGTCは、ドライバーの意思に忠実な身のこなしが印象的。過激なエンジンのトルクフィールと劇的なサウンド、そして意のままのハンドリングが、ドライバーの気持ちを高揚させる。

 加速の鋭さも圧倒的だ。右足の踏み込みにスピードの伸びが完全にリンクする。
 GTCは0~100km/h加速を3.7秒でクリアする。その気になれば最高のスポーツマシンの側面を存分に見せつける。それでいて、「普段使い」も楽々とこなす。
 オープンでのクルージングは最高に気持ちがいい。乗り心地はちょっぴり硬めながら、クーペより快適である。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
AUTOCAR JAPAN
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
乗りものニュース
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
motorsport.com 日本版
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
AUTOSPORT web
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
AUTOSPORT web
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
AUTOSPORT web
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
くるまのニュース
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
AUTOSPORT web
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
AUTOCAR JAPAN
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
Auto Messe Web
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
AUTOSPORT web
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
VAGUE
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
レスポンス
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
レスポンス
三菱「新型SUVミニバン」公開! 全長4.5m級ボディדジムニー超え”最低地上高採用! タフ仕様の「エクスパンダークロス アウトドアE」比国に登場
三菱「新型SUVミニバン」公開! 全長4.5m級ボディדジムニー超え”最低地上高採用! タフ仕様の「エクスパンダークロス アウトドアE」比国に登場
くるまのニュース
新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
AUTOSPORT web
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

7件
  • あそこまで911に似せたお尻にしないでAMG流のデザインにしてほしかったよね。じゃなきゃ自分も含め911のユーザー奪えない。
    SLSのように攻めて作ってくれたら名車になるのに。故にあの中古車の値落ちっぷりよ。
  • 個人的には、どんなにスペックが凄くてもこれをスーパーカーとは認めないです
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1538.01898.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

368.01250.0万円

中古車を検索
Sクラス クーペの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1538.01898.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

368.01250.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村