誕生から70年以上の歴史を持ちながら、最新の現行モデルではメルセデスAMGによる完全自社開発モデルとして生まれ変わった『SL』に、F1直系のテクノロジーと駆動システムを採用したプラグインハイブリッドモデル『メルセデスAMG SL63 S Eパフォーマンス』が登場。ともに欧州参考値ながら、最高システム出力816PS(600kW)、最大システムトルク1420Nmという途方もないアウトプットを誇る追加モデルが、12月19日より発売開始となっている。
専用の高剛性プラットフォームによる卓越したドライビングパフォーマンスと快適性を兼ね備え、2+2シートレイアウトの伝統を維持した新世代のAMG製ラグジュアリーロードスターは、1954年の初代『300 SL』のデザインをオマージュしながらも豪奢で快適な空間を実現している。
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その現行SLに追加された今回のモデルは、その名称に“Eパフォーマンス”の名を冠するとおり、世界最高峰のチャンピオンシップで、メルセデスAMGペトロナスF1チームが走らせる苛酷な条件下で実証済みのハイブリッド技術を搭載。エクステリアでもボディサイドには新たに『E PERFORMANCE』を、リヤには赤色の『E PERFORMANCE』のエンブレムが掲げられた。
おなじみアファルターバッハにて『One Man, One Engine』の原則に則って生産される4リッターV型8気筒ツインターボの『M177』は、フロントアクスルの可能な限り後方に搭載され、エンジン単体で最高出力612PS(450kW)、最大トルク850Nmを発揮。さらにリヤアクスルには最高出力150kW、最大トルク320Nmを発揮する交流同期電動機と、メルセデスAMGが自社開発したAMGハイパフォーマンスバッテリー(HPB)を積み、最大システム出力は前述の816PS/1420Nmに到達するとともに、0~100km/h加速はわずか2.9秒(欧州参考値)という圧巻の性能を誇っている。
後車軸に搭載されるHPBは、高出力を頻繁に繰り返し発生できる能力と軽量構造を兼ね備えることで、クルマの総合的なパフォーマンスを高めると同時に、充電速度が速いことと出力密度が高いことも特徴に。アップダウンのあるワインディングを高速走行する場面などでは、上りでただちに100%のパワーを引き出すことができる一方、下りでは強力な回生ブレーキが実現可能となる。
このAMG製のHPBが高性能を実現する土台となっているのが革新的な直接冷却方式で、最新技術で作られた冷却液を循環させて560個のセルすべてを個別に直接冷却し、システム動作中はつねに最適な作動温度に保たれる。
これにより、サーキットでハイブリッドモードによる高速走行を行うなど、加速(バッテリーが放電する)と減速(バッテリーが充電される)が頻繁に発生する場合でも優れた性能を維持し、均一的な温度制御によってバッテリーの性能や耐用年数、および安全性も向上させている。
■運転準備完了時にはAMGサウンドが車内スピーカーから響き渡る
そんな圧倒的なパフォーマンスをあらゆるシーンで引き出すべく、効率重視からダイナミックなものまで広い範囲にわたって変化させる“AMGダイナミックセレクト”は、AMGスピードシフトMCTの9速トランスミッションの制御を含め、それぞれ精密な設定が施された『エレクトリック』『バッテリー・ホールド』『コンフォート』「スムーズネス』『スポーツ』『スポーツ+』『レース』『インディビジュアル』の8つのモードが備わる。
電気モーターがオンになると『コンフォート』モードで静かに始動し(『サイレントモード』)、コックピッドディスプレイに“Ready”アイコンが現れ車両が走行する準備ができていることを示す。さらに運転準備が完了したことを知らせるサウンドエフェクトとして、AMGらしいパワフルなサウンドが車内スピーカーから響き渡り、アクセルペダルを軽く踏むだけでAMGパフォーマンスハイブリッドが始動する。
また、エンジンを使わず電気モーターや回生エネルギーを使用して走行する『エレクトリック』モードでは、EV走行換算距離15km(等価EVレンジ)の電動走行も可能で、強さが4段階に分かれている回生ブレーキは『スムーズネス』モード以外のすべてのドライブモードで作動。回生ブレーキの強さや交通状況によっては、フットブレーキをまったく使わずに制動できる場合もある。
車体側でも、前後5リンクのサスペンションともAMGアクティブ・ライド・コントロールサスペンションが採用され、アダプティブダンパーにも2系統の油圧接続を備える。これにより4本のサスペンションストラットを相互に油圧接続するとともに、ポンプとスイッチングバルブに対して圧力調整を行うことで、きわめて広いロールレートの確保と同時にロール動作の低減が可能とされる。
さらにAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分式4輪駆動システムである“AMG 4MATIC+”や、アジリティと走行安定性を向上させる“リヤ・アクスルステアリング”を標準装備に。
スチール/アルミニウム製構造の軽量ソフトトップは、ヒーター付の安全ガラスを使用することで優れた後方視界を確保しつつ、追加の補強材として2本の丸いアルミニウム製クロスビームを一体化。標準装備でブラック、有償オプションでグレーとレッドの合計3色が用意され、脚元でも有償オプションのAMGカーボンパッケージを選択すると別デザインの21インチAMG製鍛造アルミホイールが装着され、カタログ標準価格は3350万円(税込)となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp
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