F1ラスベガスGPの予選Q1で、エステバン・オコン(アルピーヌ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がニアミスする場面があった。これについてオコンはフェルスタッペンを批判した。
オコンとフェルスタッペンは共に、Q1の終盤に最後のアタックを開始するべく、最終ストレートを立ち上がる集団の中にいた。オコンはクリアラップを取るため、そしてFIAが定めるアウトラップの規定タイムを遵守するために、角田裕毅(アルファタウリ)や周冠宇(アルファロメオ)、チームメイトのピエール・ガスリーをパス。そしてコントロールライン直前の最終コーナーでフェルスタッペンも追い抜いたのだ。
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「あのアルピーヌは何をやっているんだ?」と無線で憤慨したフェルスタッペンは、1コーナーへのブレーキングでオコンのインに飛び込んだ。しかしアウト側にワイドに追いやられる形となったオコンが再度抜き返したため、フェルスタッペンはアタックを中断することになった。
結局セクター1のタイムロスが響いてQ1敗退に終わったオコン。チームメイトのガスリーがQ3に進んで5番手に入ったことを考えると、アルピーヌのマシンのポテンシャルを全く活かすことができなかったと言える。
Q1敗退をチームから知らされた時、オコンは無線でこう話していた。
「正直ふざけてるよ。フェルスタッペンがクレイジーに飛び込んできたんだ」
あまりにも有名な2018年のブラジルGPでの小競り合いを筆頭に、何かと因縁のあるフェルスタッペンとオコン。今回のフェルスタッペンとの一件について質問されたオコンは、アウトラップのデルタタイムを超えないようにしていたと主張した。
「僕と彼(フェルスタッペン)の違いは、僕は1回目のアタックでトラフィックがあったから、あのラップ(最終アタック)を決めないといけなかった」
オコンはそう語る。
「2回目のアタックができないと、僕は敗退だ。彼には十分なペースがあるから、2回目のアタックをしなくても(Q1通過には)余裕があった」
「ただ僕はデルタを遵守できていなかった。アタックにいかないといけない中でデルタはプラスになっていた。3台のマシンが列を作っていたけど、その前にいかないと違反になってしまうところだった。現に僕は前回のレースでもそれでペナルティを受けたからね」
「だから二度と同じことは繰り返してはいけないということで、仕方なく行くしかなかったんだ。その結果ああなった。マックスと僕の違いは、彼が3番手で僕が17番手だったということだ」
FP1では外れたウォーターバルブの蓋に衝突したことで、シャシー交換を強いられたオコン。予選ではクリアラップをとれずQ1敗退と、悔しいセッションが続いているが、彼は次のように語る。
「ラスベガスがどうというより、シーズンを通してずっと不運に付きまとわれているような感覚だ」
「それはどんなものであれ、いつも僕たちに起こる。インシデントであれトラブルであれ、僕たちにとっては痛いことが起きている」
「(ラスベガスの予選では)1周目に最終コーナーとターン7~9という、最悪のセクターでトラフィックにかかった。だから最初のラップはタイムをロスしたんだ」
「それからラストラップでは、知っての通りああいうことが起こった。ターン1ではコンマ7、8秒を失って、それを最後まで挽回していった」
「僕たちは簡単に(Q1を)通れたと思うし、マシンのペース的にはかなり良さそうだ。明日のレースではそれを活かして追い上げができればと思う」
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