フォーミュラEにシーズン6(2019/20)から参入する予定のポルシェは、今後10日以内に、起用するドライバーのうちひとりを発表するようだ。
土曜日にロシアで行われたFIA表彰式に出席した、ポルシェのフォーミュラEプログラム担当副社長であるフリッツ・エンツィンガーは、壇上でひとり目のドライバーと契約を結んだと発表した。
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ポルシェの研究開発拠点であるヴァイザッハで行われたイベントでmotorsport.comが質問したところ、ドライバーの名前は明かさなかったものの、そのドライバーが”1週間から10日”以内に発表されることを認めた。
エンツィンガーは、シーズン6のラインアップを既存のフォーミュラEドライバーからひとり、ポルシェのファクトリードライバーからひとり選ぶという、これまでのポルシェの考えは変わっていないと主張した。
「我々には経験を積んだドライバーが必要だが、ポルシェ・ファミリーの中からもドライバーを選びたい」と、彼はmotorsport.comに語った。
ポルシェLMP1チームの一員として、世界耐久選手権(WEC)を戦い、2016年のチャンピオンに輝いているニール・ジャニは、ドライバー候補の筆頭だと言える。
彼はシーズン4時にドラゴン・レーシングでわずかながらフォーミュラEを経験しており、ポルシェ契約ドライバーでもあるため、両方の基準を満たしているのだ。
ただジャニは、ポルシェと契約したことについて否定している。
「何も合意していない。でも、僕は常にポルシェとフォーミュラEを戦いたいと思っている」
「僕がWECで彼らと過ごした4年間で、自分に何ができるかは証明できたと思う」
今週末、サウジアラビアでスタートするシーズン5が終わるまでは、ポルシェがもうひとりのドライバーを発表することはないだろう。
DSテチータからフォーミュラEに参戦するアンドレ・ロッテラーは、WECを戦っていた2017年にポルシェと3年契約を結んでおり、現在もポルシェ・ドライバーの一員ではあるが、シトロエンのサブブランドであるDSおよびテチータとの契約延長に合意したと考えられている。
またエンツィンガーは、フォーミュラE用のパワートレイン開発が順調に進んでおり、今年の10月に初めてベンチテストを行なったと明かした。
「これまでのところ満足している。我々は早い段階から開発をスタートしており、正しい方向に向かっていると思う」
ポルシェは、来年1月の第2週に初めてマシンのシャシーを受け取り、3月にテストを開始するまでにマシンを組み上げる予定だ。
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