レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンと、タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)が接触した第10戦イギリスGP以来、F1ニュースの多くがこのクラッシュに関する話題で占められていた。しかしフェルスタッペンは、そうした状況に辟易としているようだ。
F1第11戦ハンガリーGP予選では、メルセデス勢がフロントロウを独占。レッドブルの2台はグリッド2列目からスタートする。ドライコンディションだった場合、レッドブル勢がソフトタイヤでスタートし、蹴り出しの良さを活かしてミディアムタイヤを履くメルセデス勢に襲いかかる展開も予想される。
■ホンダF1、ハンガリーGP決勝前にフェルスタッペンのPU交換へ……予選後に異常検知
そうした背景もあって、FIAの会見司会者であるトム・クラークソンは予選後の記者会見でスタート直後のターン1でバトルとなる可能性について、ハミルトンとフェルスタッペンに心境を尋ねようとしたが、フェルスタッペンはすぐに不快感を露わにした。
「あなた(フェルスタッペン)とルイスの両方に質問があります」とクラークソンは切り出した。
「シルバーストーンのオープニングラップで起こったことが話題になっています。もし、明日の決勝のスタートでホイール・トゥ・ホイールになってしまったら……」
しかしクラークソンが言い終わる前に、激昂したフェルスタッペンがそれを遮った。
「もうこの話はやめにしないか? だって……この件ではたくさんの下らない質問をされてきた。バカバカしいじゃないか」
「正直に言って、木曜日はずっとそうした下らない質問に答えていたんだ。だからもう、この話はやめてくれないか?」
「僕たちはレーサーであり、レースをする。もちろんハードでありながらフェアなレースをするつもりだ。だからお互いにプッシュし続けるんだ」
それに何か付け加えることはないかと訊かれたハミルトンは、ただ首を横に振るだけだった。
予選後の記者会見は、イギリスGPでの事故以来、ハミルトンとフェルスタッペンが揃って取材に応える最初の機会となった。フェルスタッペンは、ハンガリーGP予選直後にハミルトンがブーイングを受けたことにも言及。ファンの行動は正しくないという思いを口にしつつ、特に影響はないだろうと話した。
「もちろん正しいことではないけど、結局のところ僕たちはドライバーだから、そんなことで心を乱さないだろう」
「とにかく自分のやるべきことに集中すべきで、それはクルマに乗ってやることだ」
「幸いなことに、運転中はヘルメットをかぶっているから、何も聞こえない。それは他のスポーツと少し違うかもしれない」
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