■機械式駐車場に駐められる? 国産コンパクトSUVとはどんなクルマ?
日本の一般的な機械式駐車場は、クルマを指定枠に停車すると、車室自体が自動で移動し収納されるタイプが多いです。
レクサスにも勝る小型SUV!? マツダ「CX-30」はクラスを超える仕上がりだった
また、駐められるクルマには、全高1550mm以下、全幅1850mm以下というサイズ制限が設けられることが多く、その場合ミニバンやトールワゴン、SUVといった背の高いタイプのクルマは駐車できないことがあります。
では、国産SUVのなかで、機械式駐車場に駐められるクルマにはどのようなものがあるのでしょうか。
SUVは、悪路走破性を考慮して最低地上高を高めに設定するほか、標準で外径の大きいタイヤを履くため、車高が高いのが一般的です。そもそもボディサイズ自体が大きいモデルも多く、機械式駐車場に駐めるには不釣り合いなカテゴリといえます。
そのようなSUVにおいて、全高1550mm以下を実現している国産コンパクトSUVを5台紹介します。
●マツダ「CX-3」
マツダ「CX-3」は、全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmのコンパクトSUVです。2015年発売で、現行モデルは2018年にビッグマイナーチェンジしています。
マツダの国内SUVラインナップは、コンパクトSUVの「CX-3」、ミドルサイズSUVの「CX-5」、国内では最上級モデルで3列シートSUVの「CX-8」の3種類となり、ブランドデザインである「魂動デザイン」を共通させています。
また、2019年9月には新型SUV「CX-30」の発表を予定しています。サイズ感はコンパクトサイズの「CX-3」とミドルサイズ「CX-5」の中間あたりになるようです。
すでに発表されている欧州仕様の「CX-30」は全高が1550mmなので、日本仕様も同様であれば、機械式駐車場にも駐められそうです。
●日産「ジューク」
日産「ジューク」の全高は1575mmですが、一部グレードのみ全高1550mmに設定されています。それは、オーテックの純正カスタム車グレード「15RX Vアーバンセレクション」です。
標準車の全高1575mm、最低地上高170mmに、専用ローダウンサスペンションを装着。車体は15mm低くなり、全高は1550mm、最低地上高は155mmとなり、機械式駐車場をクリアする全高を実現しています。
ジュークは2010年に登場。独特のフロントフェイスをはじめとした個性的なデザインが特徴で、都会派のコンパクトSUVブームを決定づけたともいえるモデルです。
2019年9月には、9年ぶりとなる新型ジュークの発表が欧州で予定されています。ホイールが19インチと大きくなる模様で、現行型より全高が高くなるかもしれません。
●スバル「XV」
スバル「XV」の寸法は、全長4465mm×全幅1800mm×全高1550mm。最低地上高が200mmと高い割に、室内高は最長1200mmを確保しています。
スバル「インプレッサ」のクロスオーバーモデル「インプレッサXV」として2010年に発売。インプレッサの5ドアハッチバックをベースにクロスオーバー化したモデルで、ホイールアーチ部や前後のバンパー、サイドシルなどに黒色パーツを連続させるなど、SUVらしい意匠を採用しました。
2012年の2代目からXVという車名となり、現行モデルは2017年登場の3代目です。XVという車名は「Crossover Vehicle」に由来します。
■トヨタ・レクサスのコンパクトSUVも機械式に入る?
●トヨタ「C-HR」
トヨタ「C-HR」は、全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mmのコンパクトSUVです。4WD車は最低地上高が15mm高いため、全高も1565mmとなります。
国内のSUV新車市場で、年間販売台数1位を2017年、2018年と2年連続で獲得。2017年4月には、軽自動車も含めた全体の新車販売台数で月間1位を達成し、SUVとして初めての1位ということから注目されました。
なお、2015年からホンダ「ヴェゼル」が3年間1位を獲得しており、近年は都会派のコンパクトSUVが市場を牽引してきました。ちなみに、ヴェゼルの全高は1605mmです。
●レクサス「UX」
レクサス「UX」の寸法は、全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm。前出のC-HRをベースに開発されたクルマですが、細かい寸法は多少異なります。
全長4495mmは、今回紹介するクルマのなかでもっとも長い設定なうえ全幅も広く、全幅1850mm以下の駐車場ではギリギリなので注意が必要です。
レクサスのSUVラインナップは、UXのほかに「LX」「RX」「NX」があり、UXはレクサス最小のSUVです。UXという車名は、都会派クロスオーバーを意味する「Urban Crossover」に由来します。
※ ※ ※
2019年9月に発売が予定されている新型「カローラ」は、初代が登場した1966年以降の「カローラ」の歴史で初めて3ナンバー化されます。カローラに限らず、国産車ではフルモデルチェンジのたびに車体が大きくなるケースは多いです。
しかし、狭い国内では車体の小さなクルマには常に一定のニーズがあります。そして限られたスペース内で機能を充実させることは、日本らしさともいえるかもしれません。
欧米向けには大柄なクルマが求められるものの、アジア市場では小さなクルマにも需要がありそうです。日本の特性を活かしたコンパクトカーの進化に今後も注目です。
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