昨年のドイツGPの開催地であるホッケンハイムリンクは、当初は今季のF1開催予定はなかったものの、新型コロナウイルスの感染拡大により開催スケジュールが大きく変更されることになった際、代替開催の有力な候補地のひとつとして数えられてきた。
実際にホッケンハイムは、10月にイモラやポルティマオとの3戦連続開催の一角を担うべく、F1のオーナー企業であるリバティメディアと話し合いを行なってきた。しかし、十分な数の観客の入場許可を保証するのは不可能だと判断。リバティメディアとの交渉を終了させたという。
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F1は、9月のレースまでにサーキットに観客を入場させることを目指している。現時点では、ロシアGPは観客の入場が許可される見込みだ。
しかしホッケンハイムの場合、地元自治体の制限は依然として厳しく、短期的にこれが緩和される可能性は極めて低い。そしてそれは、このサーキットで今年F1を開催する可能性がほぼゼロであるということを意味する。
ホッケンハイムリンクのマネージング・ディレクターであるジョーン・テスケは、motorsport.comの取材に対して次のように語った。
「今日の観点から言えば、10月にレースを開催するとして、500人を超える観客を迎えてのイベントが可能であると、想定することはできない」
「経済的な観点からも、特定の条件下でファンが参加してのイベントが許可されている他のサーキットよりも、F1の魅力が減ってしまうことだろう」
「したがってこの状況は、新型コロナウイルスの危機という特別な状況下でグランプリを開催するという、我々の申し出に応えることはできない。つまり2020年には、ホッケンハイムリンクでグランプリが開催されることはないということを確認することができる」
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