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マシンガンや煙幕装備まで再現した歴史的ボンドカーをアストンが本気で復刻販売へ

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英アストンマーティンは7月6日、名作映画『007ゴールドフィンガー』に登場した“ボンドカー”を再現した「アストンマーティンDB5」が完成したと発表した。

DB5は1963年から1965年の間に900台が生産された屈指の名車。特にその名を高めたのが1964年に公開された映画『007ゴールドフィンガー』で、劇中ショーン・コネリー演じるジェームス・ボンドはシルバーバーチにペイントされたDB5のステアリングを握り、八面六臂の活躍を見せた。

それから半世紀余が過ぎた先週、まったく新しい1台のDB5がアストンマーティン本拠ニューポートパグネルの工場をラインオフした。「DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション」と名付けられた2020年製のDB5は、アストンのクラシックカー再生産プログラムにより誕生したもの。メーカーが誇るエンジニアリングを駆使しても製作に4,500時間以上かかったという同車は、今後限られた顧客向けに25台のみが生産されることとなる。

その成り立ちはオリジナルを忠実に再現しており、スチール製シャシーにアルミニウムパネルのボディを架装。パワーユニットは3基のキャブレターとオイルクーラーを持つ自然吸気4.0Lストレートシックス。生み出される290馬力のパワーはZF製5速MTを介して後輪からアスファルトに伝えられる。足回りにはサーボ付きディスクブレーキが奢られるが、ラックアンドピニオン式のステアリングはノンアシストタイプだ。

また、ボンドカーと同じシルバーバーチのボディには、劇中で使用されたギミックを実際に作動可能な状態でビルトイン。一例を挙げると、リアの煙幕、オイル散布装置、回転式ナンバープレート、更にはフロントの格納式マシンガン等々で、もちろんマシンガンは実射不能なモデルガンだが、その迫力は相当のもの。車内にもレーダーマップやシート下のウエポントレーなどファンが痺れる装備が満載で、アストンの本気度はすさまじい。ただし残念ながら公道走行用ではないようだ。

マニア垂涎のDB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション。その価格は275万ポンド(約3億7,000万円)と伝えられている。

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